米倉涼子 ブロードウェイに舞い戻る、ミュージカル『CHICAGO』開幕!

7月1日(月)《現地時間》、 女優の米倉涼子がミュージカル『CHICAGO』のロキシー役で3度目となるブロードウェイの舞台に立った。

© MASAHIRO NOGUCHI

ミュージカル『CHICAGO』は、 禁酒法が施行されていた1920年代の米シカゴが舞台。 愛人を殺した悪女ロキシーは獄中生活の最中、 一世を風靡したヴェルマと出会い意気投合する。 そして出会った悪徳弁護士のビリーとマスコミの力を借りて裁判に挑む物語。同作品は1997年に米演劇界で最高の権威を誇るトニー賞で最優秀リバイバル・ミュージカル作品賞を含む6部門を獲得しブロードウェイでロングラン記録を持つ作品となった。

劇場の入り口には“米倉涼子、 ブロードウェイに舞い戻る”と英語で書かれたビルボードが観客の目を引きつける。 さらには劇場で配布されるプログラムには「世界中で成功を収めた『CHICAGO』は日本のスーパースターのリョウコ・ヨネクラを歓迎する。 観客を魅了するんだリョウコ!」と激励のメッセージが添えられている。

この日、 世界中から来た観光客や、 目の肥えたニューヨーカーで埋め尽くされた。 主演ロキシー(米倉涼子)が登場すると観客から拍手が沸き起こる。 笑いなどの反応も同作品が通常上演されるのと同じタイミング。 同じステージに立ってきた他のロキシー役の大女優が出演する場合と一切変わらないステージとなった。

劇場を訪れた観客は米倉涼子演じるロキシーに、 “アメージング”、 “エクセレント”、 “グレート”、 そして“ワンダフル”という称賛の言葉で口を揃える。 オーストラリアから来たという女性は、 「リョウコが特段目立って素晴らしかった」と。 カナダから来たという女性二人組は「カーテンコールで紹介されるまで日本人だと気が付かなかったが、 とにかく素晴らしかった」と言う。 またアリゾナ州からの学生たちは「リョウコが役にピッタリで、 役を自分の物にして完璧にこなしていたので、 また彼女が観たい」と興奮気味に語った。

初日を終えた米倉涼子は、 「キャストがウェルカムで迎えてくださり、 いつでも力になるからと言ってくれて、 本当に素敵なカンパニー」と、 ブロードウェイに帰ってきたことを実感した。 「2012年、 2017年の時とは違う緊張感があって、 色々な想いが今回はあった。 『CHICAGO』とずっと関わっていたい。 (同役を演じるようになって)気がついたら10年以上が経っているが、 それだけの歳月を使って役を深く知ることができ、 演じることが楽しくなってきている。 私にとって『CHICAGO』はミュージカルの中で一番好きな作品であり、 夢でもあり、 今日は舞台に立てて本当に嬉しい」と初日の感想を述べた。 音楽配信での世界デビューについて聞かれると「なぜ私がという感じだったが、 ありがたい経験だった」と大先輩を前に控えめに答えた。

コンビを組むヴェルマ役のアムラ=フェイ・ライトは米倉涼子について「CHICAGOは人生を映し出す鏡のようなもの。 毎回彼女が来るたびに良い意味で変わっていっている。 自分の個性を反映させた役作りをしていて、 面白くて、 我慢強く、 そしてにじみ出る優しさが生かされている。 年齢を重ね、 人生経験を積み、 それも活かされて“進化”している。 」とコメントした。

NYブロードウェイでの出演は7月14日まで続く。 その後、 8月から日本公演が開幕する。

© MASAHIRO NOGUCHI

[公演日程]
大阪:2019年8月1日~8月4日 オリックス劇場
東京:2019年8月7日~8月18日 東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)

■公式ホームページ:https://chicagothemusical.jp/

Tokyo Now Author