志尊淳×6人の女優たち!連続ドラマ 『潤一』 2019年7月TV放送・配信決定

是枝裕和・西川美和を中心に設立された制作者集団・分福が企画し、 『あゝ、 荒野』『愛しのアイリーン』『新聞記者』(6月公開予定)など話題作を作り続けるスターサンズがプロデュースしたドラマ『潤一』が、 2018年から始まった国際ドラマアワード、 カンヌシリーズのコンペティション部門に正式出品されることが決定しました。

原作は、 直木賞作家・井上荒野による第11回島清恋愛文学賞受賞作『潤一』。 女性たちを瞬時に魅了するミステリアスな青年・潤一と、 様々な背景を持った16歳から62歳までの女性たちとの刹那の愛を描いた連続短篇集を映像化しました。

主人公の潤一を演じるのは志尊淳。 文化庁芸術祭テレビドラマ部門放送個人賞受賞の『女子的生活』で演じたトランスジェンダーの役とは全く違った「気まぐれな不良」をエロティックに演じ、 本作で初のベッドシーン・オールヌードに挑戦しました。 潤一と一瞬出会って、 そして別れていく孤独な女たちを演じる女優陣たちには、 藤井美菜、 夏帆、 江口のりこ、 蒔田彩珠、 伊藤万理華、 そして原田美枝子と国内外で活躍する6名が揃いました。

監督は分福に所属する北原栄治と広瀬奈々子。 北原は分福の作品を企画プロデュースの面から支えてきた存在。 広瀬は現在全国で公開中の映画『夜明け』で長編監督デビューを果たしています。 脚本は同じく分福の砂田麻美(『エンディングノート』)が担当しました。

2018年からスタートした、 世界で制作された連続ドラマを対象とするドラマの祭典、 フランス・カンヌ国際シリーズフェスティバル「CANNESERIES=Cannes International Series Festival」に、 日本作品として初のコンペティション部門に正式出品が決定。 国内外から注目を集める作品となっています。

 

<出演者・監督・プロデューサーからのコメント>

志尊淳
この度このお話を頂き、 小説を読ませて頂き、 今まで物事を理屈的に解釈をしようとしていた自分の概念が否定された気持ちになりました。 人の関わり、 感情には理屈だけではない、 “何か”が潜んでいて、 それを凄く体現しているのが“潤一”だと。
明確にわからない“何か”を自分と見つめ合い、 潤一と寄り添い、 模索していきました。
本能的な感情に嘘をつかず、 人の心の隙間に入っていく、 “潤一”。
そんな“潤一”を素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと探し、 体現でき、 0から作る事ができたこの作品は自分の財産です。
そして、 フランス・カンヌ国際シリーズフェスティバル「CANNESERIES」のコンペティション部門に出品されることが決まり、 嬉しい気持ちと夢の様な気持ちでいっぱいです。 国内外問わず沢山の人に“潤一”をお届けできるよう頑張ります。

北原栄治監督
映画の仕事をはじめた10年ほど前、 自分で企画をたてようとたくさん小説を読んでいた時期に井上荒野さんの『潤一』と出会いました。 いつか映像化したいなぁとずっと思い続けてきたのですが、 今回縁あって全6話のドラマとして企画と4話分の監督を担当しました。
キャストにも恵まれまして、 得体の知れない魅力をもった潤一という非常に難しい役を演じてくれた志尊淳さんのプロフェッショナルな仕事ぶりには、 本当に関心しました。 そして、 各話の素晴らしい女優さんたちと仕事をするのはとても刺激的でした。
スタッフとして、 私が映画をはじめた時から一緒だった妹のような砂田麻美さんに脚本を、 是枝組の現場でともに競い合ってきた広瀬奈々子さんに共同監督を、 そして尊敬するカメラマンの山崎裕さんに撮影をお願いしました。 優秀なスタッフの皆さんにも支えられて、 地獄の釜のような暑さの夏でしたが、 楽しくて充実した撮影の日々を過ごすことができました。 そして音楽も憧れのナカコーさんにお願いできまして、 最高にカッコ良くしてもらいました。
大切な原作小説を、 よくわからない新人監督に快くあずけてくださった井上荒野さんと、 ブルドーザーのように企画の実現まで突き進んでくれたスターサンズの河村プロデューサーには感謝しかありません。 またこの作品をやりたいという私の勝手な願いを、 何も言わずに後押ししてくれた分福のパートナーであり友達でもある是枝さんにも感謝しています。
作品を観る場として、 テレビと配信と劇場の境界が滲んできているような昨今ですが、 テレビドラマというより、 1話ごと短編映画を作るような気持ちで撮りました。 志尊さん演じるエロくてミステリアスな潤一が、 孤独で美しい女性たちと過ごすひと夏の物語をみなさんに楽しんでもらえると嬉しいです。
ありがたいことに、 カンヌ国際ドラマアワード「CANNESERIES」のコンペティション部門へ出品が決まったとのこと。 まだ、 2回目の開催となる若いドラマ祭で、 日本のドラマとして初めて選ばれたことは非常に名誉で感慨深いです。 カンヌは是枝作品で何度か訪れていますが、 志尊さんを美味しいお店に連れていくことを今から楽しみにしています。

広瀬奈々子監督
全6話のうち、 2つのお話の演出を担当しました。 不思議な読後感の残る原作で、 一つひとつのお話を紐解くのは大変な作業でした。 未だに理解しきれていないのではないか、 とも思います。 だからこそ、 このお話の思いもよらない発想や、 自分では扱わないであろうモチーフ、 自分では書けない脚本、 素晴らしいキャストの方々のお芝居を、 私の理解の範疇に押し込むことを止めようと思いました。 それぞれの登場人物の中にあるわからなさや異物感こそを大切にするべきなのだと。
企画、 監督の北原さんは、 先輩であり、 飲み仲間であり、 社会で生きていく上で必要なあらゆることを教えてくださった一番身近な大人です。 分福に入った当初から現場では常に対等な同志のように扱ってくれました。 こうして一つの作品の中で、 同じ監督として参加させてもらえたことをとても光栄に思っています。

河村光庸プロデューサー
人は一人では存在せず、 相手があることによって存在が確立し彩られる、 と古今の哲学者が言っています。
映像は、 没個性のまるで透明のような主人公 潤一が、 6人の女達の心身に色濃く生き続けることを、 みごとに表したのです。
明らかに、 潤一は「存在」したのです。

 

<ドラマ『潤一』作品概要>

[ストーリー]
無職・宿無し、 気まぐれに女から女へと渡り歩く潤一。
出産をひかえた妊婦、 映子。 妹の旦那と寝る姉、 環。 亡くなった夫の不倫を疑う未亡人、 あゆ子。 夫に束縛された装丁家の女、 千尋。 処女を捨てたい女子高生、 瑠依。 毎日男漁りに出掛ける女、 美夏…。 それぞれの孤独な日常の隙間に、 潤一はいつの間にか現れて、 消える。 潤一はどこから来て、 どこへ行くのか…。

[作品概要]
出演:志尊淳 藤井美菜 夏帆 江口のりこ 蒔田彩珠 伊藤万理華 / 原田美枝子
エクゼクティブ・プロデューサー:河村光庸
企画:分福 / 北原栄治 是枝裕和
原作:井上荒野『潤一』
監督:北原栄治、 広瀬奈々子(『夜明け』)
脚本:砂田麻美(『エンディングノート』『夢と狂気の王国』)
音楽:Koji Nakamura
制作プロダクション:スターサンズ
放送情報:関西テレビにて2019年7月放送(予定)
配信情報:放送終了後から、 国内プラットフォームにて配信(予定)
製作:2019「潤一」製作委員会
※企画表記はフルクレジットでお願いします。

[全6話・出演女優陣]
第一話  映子 :藤井美菜
第二話  環 :夏帆
第三話  あゆ子 :原田美枝子
第四話  千尋 :江口のりこ
第五話  瑠依 :蒔田彩珠
第六話  美夏 :伊藤万理華

(C)2019「潤一」製作委員会

公式Twitterアカウント @junichi_drama

Tokyo Now Author