川島鈴遥×倉沢杏菜 W主演!『いえないふたり』TIFFレッドカーペット&ワールドプレミア公式上映
2027年3月より全国公開するオリジナル長編映画『いえないふたり』が、第39回東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」部門公式出品作品に決定しました。10月26日のレッドカーペッドには川島鈴遥、倉沢杏菜、菊池亜希子、臼田あさ美、まつむらしんご監督が登場し、10月28日は、監督のまつむらしんごとW主演の川島鈴遥、倉沢杏菜が上映後のQ&Aに登壇しました。

10月26日に開幕した『第39回東京国際映画祭』。「Nippon Cinema Now」部門出品の映画『いえないふたり』より、W主演の川島鈴遥と倉沢杏菜、菊池亜希子、臼田あさ美、まつむらしんご監督の5名がレッドカーペット登壇しました。
オープニングとしては約10年ぶりの雨模様となったこの日。ブラックを基調にしつつ臼田の華やかなゴールドの衣装、菊池のシックかつ洗練された装いも映え、5人揃って貴賓あふれるオーラを放ちながら登場。傘を分け合いながらレッドカーペットを歩くキャスト陣は、時折顔を見合わせて談笑するなど終始和やかな一体感を見せた。
冷たい雨が降りしきるなかでも沿道のファンからは熱い声援が送られ、登壇陣も手を振って笑顔で対応した。臼田は「思ったより雨が強かったですが、一緒に歩くことができて幸せを感じました」とコメントを寄せ、悪天候を吹き飛ばす笑顔で観客を魅了した。




第39回東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」部門に出品された映画『いえないふたり』が10月28日(水)、角川シネマ有楽町にてワールドプレミアとして公式上映され、上映後のQ&AセッションにW主演の川島鈴遥と倉沢杏菜、まつむらしんご監督が登壇しました。

上映後、場内が温かな拍手に包まれる中登壇した一同。客席を前に、監督は「朝早い上映でしたが、お越しいただきありがとうございます」、川島は「ワールドプレミアということで見ていただきありがとうございます。楽しい時間を過ごせたらと思います」、倉沢は「皆様にお届けできる日を迎えられて嬉しいです」と挨拶。

イベント前半はMCからの質問を中心に進行。オリジナル脚本ということで、この作品に演劇という題材をを取り入れた理由について聞かれた監督は、「親友の間にできた問題から、関係を取り戻すというのは昔からアイデアとしてありいつか映画にしたく、長い間温めていました。コロナ期間中に高校演劇を見る機会があり、演技なのか本音なのかがわからない時間を体験して、映画に取り入れることにしました」と答えた。
自身の役をどのように感じたか、役作りおいて苦労した点を聞かれると川島は「企画段階から私の中に真琴像は構築されていて、リハーサルでの話し合いを通じて軸を決められたので、現場でも上手く出せたと思います。お芝居だけではなく、関係性を構築するために感情について共有したりしてお互いをつかみ合うような時間を過ごせました」と真摯に回答。
劇中劇を演じるにあたって、川島と共に学生演劇のドキュメンタリーを実際に見たり、公演の場に足を運んでいたという倉沢は「最後の劇中劇のシーンに生きたと思います。学生ならではの熱量を準備段階から形作っていったことをとても覚えているし、ありがたい時間でした」と述べた。

続いて観客からのティーチイン(Q&A)が実施され、客席から劇中劇と登場人物としての演技の差別化について聞かれると、川島は「劇中劇以外の場面では真実味を持って生きていることを大事にしていて、劇中劇ではよりそれが溢れ出てしまう瞬間が垣間見れたら良いなと意識していました」と明かす。続いて倉沢も「香純は日常生活の中であまり本音を言ったり、感情を表すことはなかったけれど、劇中劇の時は台本を通して真琴と香純の気持ちが通ずるということをすごく大事にしていました。感情を溢れさせようと思えばどこまででも溢れてしまうものを抱えている人たちなので、それを抑え続けて感情が抑えられなくなるところはどこだろうと考えながら演技をしていました」と撮影当時を振り返った。

監督は演技の外から見ている立場として「今まで閉じられていた扉が劇中劇の中でようやく開けられるということになっていたので、自然と現場に入って演技をしていたと思います」と振り返り、撮影が始まる前に2人が泣き始めてしまい急いでカメラを回したことがあったことも明かした。
川島と倉沢のキャスティングに対して、「毎日2人にしてよかったと思いながら撮影していました。すごく丁寧にキャラクターのことを掘り下げてくれたので、とてもスムーズでノンストレスに撮れました」と感謝を述べると2人は「ありがとうございます、光栄です」と嬉しそうにした。
そして、2人の母親役を演じた菊池亜希子と臼田あさ美のキャスティングに話題が及ぶと、「真琴の母親役を演じる菊池さんには、身を削る覚悟を持ってこの役に臨んでいただきました。香純の母親役にはただ上手いだけではない、絶対的なおおらかさと明るさ、そして悲しみに負けない強さを持つ臼田さんにお願いしました」と選定の背景を語った。
登場人物たちの繊細な心の機微や、劇中劇に込めた熱量あふれる裏話が次々と明かされ、観客にとっても作品の余韻をより深める貴重な時間となった。会場は再び大きな拍手に包まれイベントは幕を閉じた。
児童劇団で出会った真琴と香純は、家族合同キャンプで起きた事件をきっかけに疎遠になってしまう。6年後、高校の演劇部で再会した二人。互いに言葉にできない思いを抱えたまま、再び同じ舞台に立つ。
「私たちの話をします」
舞台上で、今まで言えなかったことを「演じる」二人。
真琴と香純、そして引き裂かれた二つの家族の時間が再び動きだす。
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