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「2018年 エランドール賞」授賞式が開催!新人賞・TVガイド賞に高橋一生、門脇麦、竹内涼真、杉咲花、ムロツヨシ、吉岡里帆の6人!! 吉岡里帆は感極まって思わず涙

1年を通じ映画・テレビ界で活躍したプロデューサーや将来有望な俳優を表彰する「2018年 エランドール賞」の授賞式が2月1日に都内ホテルで開催された。新人賞の受賞者には、副賞として、TVガイドを発行する東京ニュース通信社から「TVガイド賞」として銀製の写真立てが贈られている。

2018年エランドール賞授賞式 ©東京ニュース通信社

出演した作品の中で新鮮かつ優秀な演技を示した俳優に贈られる新人賞には、高橋一生、門脇麦、竹内涼真、杉咲花、ムロツヨシ、吉岡里帆の6人が選ばれた。かつて石原裕次郎や高倉健も受賞した栄誉ある賞ということで、木村佳乃、綾瀬はるか、柴咲コウら豪華ゲストたちがお祝いに駆けつけ、会場を大いに盛り上げた。

ゲストの柴咲コウは「ほとばしる情熱が役に投影されていて私も感化されました」と祝福
©東京ニュース通信社
杉山功TVガイド統括編集長より「TVガイド賞」として写真立てを贈呈
©東京ニュース通信社
2018年エランドール賞授賞式 ©東京ニュース通信社

なかでも、受賞者6人のうち最年長の42歳で新人賞に輝いたムロは、「役者を目指して23年くらい経ちますが、トロフィーを持ったことのない人生だったので、初めての賞です」と、喜びのあまりロングスピーチを。エランドール賞は将来性が大いに期待される俳優に贈られる賞ということから、「5年後の大河ドラマの主演はムロツヨシです!」と爆弾宣言で猛アピールし、集まったテレビ局関係者やゲストを沸かせた。また、吉岡里帆は、プレゼンターを務めた脚本家・浅野妙子さんから「よく『自分なんて…』って言っているけど、今の吉岡さんは華があって、真ん中に立つ人。自信を持って、自分を信じて、強くなってほしい」と熱い激励の言葉を贈られ、感極まって涙する場面も。「一生頑張ります。お約束します」と誓う吉岡の言葉に、会場は大きな拍手に包まれた。

新人賞・TVガイド賞の6人は、それぞれスピーチで喜びいっぱいのコメントと感謝の言葉を述べた。

高橋一生 ©東京ニュース通信社

高橋一生 コメント
2017年活躍させていただいたというのは、2017年に始まったことではなく、今までのお仕事での出会いがあって、それから作品に出合えたので、すべての方に心より感謝しております。2018年も研鑽を積んで、高橋一生にこういう役をやらせてみようと、皆さんの想像力を刺激できるような俳優になりたいと思います。

 

門脇麦 ©東京ニュース通信社

門脇麦 コメント
去年の活躍ということで頂きましたが、去年の出会いは、その前からの出会いの積み重ねで、ここにいられるんだなと、あらためて恵まれているなと思います。いつか、現場にいる人たちや作品を支えられるような人間になれたらと目標にしているので、作品と現場にいる人たちに一番寄り添えるような人間になりたいと思います。

 

竹内涼真 ©東京ニュース通信社

竹内涼真 コメント
僕は去年たくさんの作品に関われて、スタッフさんや作品に関わっている皆さんに恵まれて、楽しい一年を過ごさせていただきました。今年も僕を見たいと思ってくれる視聴者の皆様のために、新しくてもっと見たいと思ってもらえるような表現をして、これからも頑張っていきたいと思います。(「忙しいのでは?」という質問に)まだそんなにMAX忙しくないです(笑)。まだ、できます!今やらないと!今後は、正義の味方の役をやってみたいですね。ヒーローになりたいです!

 

杉咲花 ©東京ニュース通信社

杉咲花 コメント
昨年は、貴重で夢のような体験をたくさんさせていただきました。今年は自分にとって大切な挑戦となる作品が控えているので、このようなタイミングで賞をいただけて励みに思います。3月にはイタリアで撮影した写真集も出させていただきます。イタリアには初めて行ったのですが、ごはんがおいしかったです(笑)。これからも、目の前にあるお仕事を丁寧に、一つ一つやっていきたいと思います。

 

ムロツヨシ ©東京ニュース通信社

ムロツヨシ コメント
42歳での新人賞は、おそらく最年長と聞きました。役者を目指して23年くらい経ちますが、トロフィーも持ったことのない人生なので、初めての賞です。俳優として将来性が大いに期待される者への賞ということで、42歳でもまだ将来性を期待してもらえる人生がやってくるとは!ありがとうございます!将来性を期待されたからには、5年後の大河ドラマの主演はムロツヨシです!!  スケジュールを空けて待っております(笑)

 

吉岡里帆 ©東京ニュース通信社

吉岡里帆 コメント
この世界で生きていけるんだろうかと不安になる日々の連続でしたが、でも与えていただける役はいつも私の背中を押してくれていたように思います。クランクアップのとき、「また会おう」と言葉をかけてくださったスタッフさんたちともう一度会っていただけるように頑張り続けるというのが、すべての作品においての目標です。新しいことに果敢に挑戦して、前に前に進んでいき、そばにいてくれる人を大切に、面白いものを届けるという信念を持って、お仕事に励みたいと思っています。この賞はきっと私のお守りになると思います。一生頑張ります。お約束します。

 

エランドール賞
一般社団法人日本映画テレビプロデューサー協会が主催する、1年を通じて映画やテレビドラマなどで活躍した俳優やプロデューサー、作品を表彰する制度で、1956年にスタートしたもの。

新人賞・TVガイド賞
エランドール賞の表彰の1つで、1年を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られる賞。1956年の第1回では石原裕次郎、高倉健などが選ばれており、その歴史や伝統の重みから、業界の数ある賞の中でも最も権威あるものの1つになっている。新人賞の受賞者には、副賞として、TVガイドを発行する東京ニュース通信社から「TVガイド賞」として銀製の写真立てが贈られている。