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写真家 上田義彦の初監督作『椿の庭』が第10回トロント日本映画祭 審査員賞受賞!

©2020 “A Garden of Camellias” Film Partners

富司純子とシム・ウンギョンのダブル主演、鈴木京香共演で、海近くの一軒家を舞台に女たちのそれぞれの人生を丁寧に描く、写真家 上田義彦の初監督作『椿の庭』が、第10回トロント日本映画祭で審査員賞を受賞した。

今年10回目を迎えるトロント日本映画祭は、日系文化会館が主催する日本映画の祭典としても年々その注目度が高くなっている。今年はカナダ全土からの視聴が可能で、6/5~27までオンライン上で開催されている。審査員賞には、これまでに諏訪敦彦監督作『風の電話』(2020年)、吉田大八監督『羊の木』(2018年)、片渕須直監督『この世界の片隅に』など気鋭の監督の受賞が続いている。

そして、出品が決まっている上海国際映画祭パノラマ部門NIPPON EXPRESSは、日本国内で注目を集めた粒ぞろいの作品が出揃い、昨年は『劇場』(行定勲監督)や『街の上で』(今泉力哉監督)などの話題作も選出され、毎年その豪華なラインナップで人気を博している。開催は、現地時間の6/11~6/19に行われる。

上田義彦 コメント
このたび『椿の庭』がトロント日本映画祭において、審査員賞を受賞したとの知らせを受け、たいへん嬉しく、光栄に思っております。
この賞を励みに、これからも、アジア独特の豊潤な香りのする映画を撮っていきたいと思っております。
ありがとうございました。

 

STORY

かつて夫と語り合い、子供たちを育てた家に、今は孫娘の渚と住む絹子。夫の四十九日を終えたばかりの春の朝、世話していた金魚が死に、椿の花でその体を包み込み土に還した。命あるものはやがて朽ちる。家や庭で起こる些細な出来事、過去の記憶に想いを馳せ慈しむ日々の中、ある日絹子へ一本の電話がかかってくる――。


 

映画『椿の庭』

全国大ヒット公開中!

富司純子 沈 恩敬(シム・ウンギョン)/田辺誠一 清水綋治/内田淳子 北浦 愛 三浦透子 宇野祥平 松澤 匠 不破万作/張 震(チャン・チェン)(特別出演)/鈴木京香
監督・脚本・撮影:上田義彦
製作:ギークピクチュアズ/yoshihiko ueda films/ユマニテ/朝日新聞社
配給:ビターズ・エンド
制作プロダクション:ギークサイト
2020年/日本/128分/5.1ch/アメリカンビスタ/カラー

公式ウェブサイト:http://bitters.co.jp/tsubaki/

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