次世代の注目株15歳の新人俳優・和田庵が、石井裕也監督の最新作、映画『茜色に焼かれる』でメインキャストに大抜擢!

和田庵

俳優・和田庵が、『舟を編む』(13)、『バンクーバーの朝日』(14)、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(17)、『町田くんの世界』(19)など、毎年のように質の高い作品で今や日本映画界を牽引する石井裕也監督の最新作となる映画『茜色に焼かれる』で、メインキャストに抜擢されることが発表された。

主演は、『萌の朱雀』(97)、『クライマーズ・ハイ』(08)、『そして父になる』(13)、『いつまた、 君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』(17)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)と多くの代表作を持ち、さらに2020年は『ヤクザと家族 The Family』『明日の食卓』と出演作の公開が続く、尾野真千子さんが、厳しい社会を生き抜く母親を驚くべき存在感で体現します。傷つきながらも、自身の信念の中でたくましく生きる良子の姿を通して、観るものに時に衝撃を、時に温もりを与え、これまでのどの作品よりも自由にして、同時にどこまでも優しい世界が作り上げられております。

和田庵は、尾野真千子さん演じる、多難の時代に逆風を受けながらも前向きに歩もうとする、母親・田中良子の、13歳の息子・純平を演じます。

その他共演陣には、純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイに『あの頃。』(21)の新進女優・片山友希さん、交通事故で命を落とす夫・陽一をオダギリジョーさん、良子とケイを見守る、風俗店の店長を永瀬正敏さんが決定しました。

茜色の希望をたなびかせて、厳しくも澄みきった人間賛歌、映画『茜色に焼かれる』は、5月21日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

和田庵 コメント
初めて台本を読んだ時、役の重要さにプレッシャーと気合い、そして感謝という色んな感情が同時に溢れたのを覚えています。主演の尾野さんは、とてもやさしく面白い人で、殆どの時間を一緒にいて、本当の親子のように接していたのでクランクアップの時はとても寂しかったです。石井監督は普段はとても気さくで話しやすいお兄さんという感じですが、いざ撮影が始まると怖いくらい集中して別人のようになります。
そして監督の良い映画を作りたいという強い想いが現場全体に伝わり、僕も拙いながら「このチームの一員として良い作品を作りたい」と意欲が湧きました。今回、この素晴らしい作品に役者として参加出来たことを僕は誇りに思います。
母と子を取り巻く矛盾や理不尽さの中でコントロール出来ない感情に振り回されながら、それでも幸せになりたいと願う親子を描いた作品です。純平を演じて僕自身も精神的に成長出来たと思います。その親子の姿は皆さんにとって、きっと忘れられない作品になると信じています。

石井裕也監督 コメント
とても生きづらさを感じています。率直に言ってとても苦しいです。悩んでいるし、迷っています。明らかに世界全体がボロボロになっているのに、そうではないフリをしていることに疲れ果てています。コロナ禍の2020年夏、しばらく映画はいいやと思っていた矢先、突然どうしても撮りたい映画を思いついてしまいました。
今、僕がどうしても見たいのは母親についての物語です。人が存在することの最大にして直接の根拠である「母」が、とてつもなくギラギラ輝いている姿を見たいと思いました。我が子への溢れんばかりの愛を抱えて、圧倒的に力強く笑う母の姿。それは今ここに自分が存在していることを肯定し、勇気づけてくれるのではないかと思いました。
多くの人が虚しさと苦しさを抱えている今、きれいごとの愛は何の癒しにもならないと思います。 この映画の主人公も、僕たちと同じように傷ついています。そして、理不尽なまでにあらゆるものを奪われていきます。大切な人を失い、お金はもちろん、果ては尊厳までもが奪われていきます。 それでもこの主人公が最後の最後まで絶対に手放さないものを描きたいと思いました。それはきっと、この時代の希望と呼べるものだと思います。
これまでは恥ずかしくて避けてきましたが、今回は堂々と愛と希望をテーマにして映画を作りました。と、まあこうやってつらつら書きましたが、尾野真千子さんがその身体と存在の全てを賭して見事に「愛と希望」を体現しています。尾野さんの迫力とエネルギーに心地よく圧倒される映画になっていると思います。尾野さんの芝居に対する真摯な姿勢には心から敬服していますし、共に映画を作れて、とても幸せに思っております。

 

映画『茜色に焼かれる』

5月21日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

出演:尾野真千子 和田 庵 片山友希/オダギリジョー 永瀬正敏
監督・脚本・編集:石井裕也
製作幹事:朝日新聞社
制作:RIKIプロジェクト
配給:フィルムランド 朝日新聞社 スターサンズ
2021年/日本/144分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/R-15+

公式サイト:http://akaneiro-movie.com/

©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ

Tokyo Now Author