地域
企画展「浮世へのいざない―江戸博×出光コレクション初共演」
8月25日 @ 09:30 - 9月27日 @ 17:30

戦乱の時代を経て、天下泰平の世が長くつづいた江戸時代。およそ250年にわたるその文化の繁栄を象徴するもののひとつが、浮世絵です。「浮世」の絵、つまり、いま現在をとらえる絵画には、接する人々の実感を強く揺さぶるような、その時その時に流行した風俗のあらゆる様子が描かれました。なかでも、浮世絵が誕生した17世紀後期から幕末・近代まで絶えず取り上げられてきた主題が芝居と遊里でした。
この二つのテーマに注目する本展覧会は、1640年代の江戸の活気を余すことなく描き出した国指定重要文化財「江戸名所図屏風」(出光美術館蔵)から説き起こします。さまざまな労働にいそしんだり、にぎやかな歓楽街に集ったりして、日々の生活を存分に謳歌する人々の描写は、まさにこれから誕生しようとする浮世絵を確かに先取りしています。今回は、出光美術館のコレクションから厳選した肉筆浮世絵に江戸東京博物館が所蔵する版画・版本を加え、浮世絵にとらえられた芝居と遊里の様子を紹介します。
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