石原さとみ主演、舞台『アジアの女』今夜開幕!

吉田鋼太郎が演出・出演し、 石原さとみが主演する舞台『アジアの女』の最終舞台稽古が9月5日夜に行われた。

左より)山内圭哉、 吉田鋼太郎、 石原さとみ 提供:ホリプロ

劇作・演出家の長塚圭史が2006年に書き下ろしご自身の演出で上演されて話題となった本作。 今回演出を手掛けるのは、 俳優としての活躍に加え、 故蜷川幸雄の後任として彩の国シェイクスピア・シリーズの芸術監督を担う吉田鋼太郎。これまで俳優として長塚圭史の作品に数多く出演してきた吉田が、 満を持して盟友の戯曲に演出家として挑み、 演出と兼ねて出演もしています。

左より)山内圭哉、 石原さとみ 提供:ホリプロ

大災害の起きた東京で、 壊滅した家に住み続ける兄妹と、 兄妹の生活に介入してくる人間たちを描いた物語。 2019年現在の日本を予見したような鋭い視点を内包し、 今を生きる私たちの胸に刺さる、 普遍的なテーマを扱っています。

左より)石原さとみ、 矢本悠馬 提供:ホリプロ

登場人物は、 かつて心の病を患っていた女性・麻希子(石原さとみ)、 麻希子を見守りながら共に暮らす元編集者の兄・晃郎(山内圭哉)、 麻希子に想いを寄せる警官・村田(矢本悠馬)、 麻希子を外の世界に連れ出す女性・鳥居(水口早香)、 そして兄妹に変化を与えることになる作家の一ノ瀬(吉田鋼太郎)の5人。

山内圭哉 提供:ホリプロ
矢本悠馬 提供:ホリプロ
左より)石原さとみ、 水口早香 提供:ホリプロ

石原さとみはテレビドラマの溌溂とした役のイメージとは違い、 純粋さと狂気のはざまで生きている、 これまでにない役柄に挑戦。 微妙な精神のバランスの中、 あることをきっかけに変化していく様を、 繊細かつ力強い感情表現で演じています。

石原さとみ 提供:ホリプロ

吉田鋼太郎は俳優としても重要な役どころを演じており、 兄妹の静かな生活をかき乱す強烈なパワーと、 その実、 闇を抱え苦しんでいるという多面的な人間像を見せます。

吉田鋼太郎 提供:ホリプロ

深刻な状況の中で、 それとは関係なく人間的な弱さや狡さをさらけ出しながら生きる人間たち。 2006年の初演時とは大きく情勢が変わる「アジア」という概念。 愚かでも生きていくことで見えるかもしれない光。 答えのない物語に、 観劇後、 観客それぞれが異なる感想を持ち誰かと意見を交わしたくなるような、 深く考えさせられる作品となっています。
本日6日夜、 渋谷区のBunkamuraシアターコクーンで開幕します。

(撮影:宮川舞子)

吉田鋼太郎 コメント
稽古をしていく中で、 長塚圭史の戯曲が持つ奥深さ、 世の中を見る目の鋭さを改めて噛みしめる日々でした。
この作品は、 石原さとみという稀有な女優の存在無しには完成しません。
彼女の繊細で、 その内に閃光のような強さを持った煌めきと、
山内君、 矢本君、 水口さんの個性的かつ確かな芝居が交差したときに何が起こるか、 自分も舞台の上で体感するのを楽しみにしています。

石原さとみ コメント
毎日が本当に充実した、 密度の濃い稽古期間でした。
鋼太郎さんの演出は役者に伝える言葉が繊細で、 戯曲の解釈が広く深く、 とても多くの発見を頂ける日々でした。
一か月間、 常にこの作品のこと、 芝居のことを考えていましたし、
きっと千穐楽までずっと考え続けると思います。
お客様にも、 この物語からたくさんのことを感じて考えて頂けるような作品にできるよう、 5人力を合わせて頑張ります。

 

ーあらすじー
大災害によって壊滅した町で半壊した家に住み続ける兄と妹。
兄、 晃郎(山内圭哉)は酒浸りとなったが、 かつて精神を病んでいた妹、 麻希子(石原さとみ)はむしろ回復しつつある。
書けない作家一ノ瀬(吉田鋼太郎)が現れ、 元編集者の晃郎に「物語を書かせろ」と迫る。 麻希子に想いを寄せる巡査の村田(矢本悠馬)は、 家を出ない兄妹の世話を焼き見守っている。
純粋さと狂気のハザマにいる麻希子。 一ノ瀬のために外出した麻希子は鳥居(水口早香)と出会い、 生活のため「ボランティア」と称した仕事を始める。
ついに家を出る麻希子、 出る事が出来ない晃郎、 麻希子をモデルにした物語を書き出す一ノ瀬・・・

 

●当日券販売のご案内
各公演の開演1時間前より、 劇場正面入口の当日券窓口にて販売いたします。 (先着順)

[注意事項]
※当日券はお一人様1枚の販売となります。
※当日券は現金のみでの販売となります。
※各回の当日券状況についてはホリプロステージ当日券情報をご確認ください。
※未就学児入場不可

 

<公演概要>

舞台『アジアの女』

作:長塚圭史
演出:吉田鋼太郎
出演:石原さとみ 山内圭哉 矢本悠馬 水口早香 吉田鋼太郎

美術:秋山光洋
照明:原田 保
音響:角張正雄
衣裳:早川すみれ
ヘアメイク:大和田一美
擬闘:栗原直樹
振付:辻本知彦
音楽:水口浩次
演出助手:井上尊晶
技術監督:福澤諭志
舞台監督:川除 学

日程:2019年9月6日~9月29日
会場:Bunkamuraシアターコクーン(東京・渋谷)
主催・企画制作:ホリプロ

チケット料金(全席指定・税込):S席=¥9,800 A席=¥7,800 コクーンシート=¥6,500
立見当日引換券 中2階 ¥4,000円  2階 ¥3,000円
※2階立見券は中2階立見券が予定枚数終了次第販売。

上演時間:2時間15分(予定)※途中休憩あり

ホリプロチケットセンター 03-3490-4949
(平日10:00~18:00/土曜10:00~13:00/日祝休業)

ホリプロステージ:http://hpot.jp/stage/asia2019
公演公式ツイッターアカウント:@asianoonna2019

Tokyo Now Author