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『八月の声を運ぶ男』映画版の公開決定!

八月の声を運ぶ男

本作は、長崎に暮らし日本全国を渡り歩いて被爆者の声を集め続けたジャーナリスト・伊藤明彦の実話を基に、原爆によってもたらされた数奇な出会いの物語を、大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年)などで知られる、広島県出身の脚本家・池端俊策が描く。主演に本木雅弘を迎え、石橋静河、伊東蒼、尾野真千子、田中哲司、阿部サダヲといった圧倒的な存在感を放つキャストが名を連ねた。

NHKにて戦後80年ドラマとして2025年8月に放送されると、第34回(令和7年度)橋田賞、放送批評懇談会による2025年8月度ギャラクシー賞月刊賞、監督を手掛けた柴田岳志が第76回(令和7年度)芸術選奨放送部門文部科学大臣賞、第52回放送文化基金賞 ドラマ部門「奨励賞」 さらには、第63回ギャラクシー賞テレビ部門大賞にも輝き、大きな話題となった。

今回、放送版では公開されなかったシーンを追加し、登場人物たちの内面が、より深く、立体的に描かれた映画版の公開が決定。失われていく被爆体験の記憶と、残されるべき言葉。そのはざまで、「伝える」とは何かを問いかける、静かで力強いヒューマンドラマ。八月の沈黙に埋もれた声は、いまを生きる私たちに何を語りかけるのか。

本木雅弘 コメント
この度「八月の声を運ぶ男」が映画という新たな翼を得て飛び立つことを、大変嬉しく思います。
瞬く星空を見上げ、魂の声を集める覚悟を決めた伊藤さんは、数値化できない「被爆の実相」に考察を重ねました。
読み人知らずの歌が現代にも響くのは、無名であってもその人間の息づかいが心を動かすからです。同じくこの肉声を、人類共有の財産として、被爆者体験を結晶化させることが、伊藤さんの密かなる野心です。
私は、池端先生のさりげなくも奥深い脚本に同様の野望を感じながら、大きなうねりを生むべく懸命に演じました。
一人でも多くの皆さんが劇場に集まり、切実な思いの灯火に心を寄せていただければ、天で見守る伊藤さんも少しは微笑んでくださるのかな、、、そんな思いです。

STORY

1000人を超える被爆者の声を未来に繋ぐ男がいた―
高度経済成長を遂げた1972年の日本。日本人の誰もが豊かさを追い求めていた。その時代の流れに逆らうかのように、長崎の放送局出身のジャーナリスト・辻原保(本木雅弘)は被爆者の声を集め出す。しかし、当時はまだ原弾の記憶はあまりにも生々しく、その悲惨な体験を語ろうとする者は少なかった。そんな時代における被爆者体験の記録、それは周囲からも理解されない孤独で過酷な作業だった。
その最中、辻原は一人の被爆者・九野和平(阿部サダヲ)と運命的な出会いを果たす。九野が語る「声」に感銘を受け、心を激しく揺さぶられる辻原。一方で、その「声」は多くの謎にも満ちていた。
これは原弾が投下され、数十年経ってもなお、消えることのない戦争の記憶に翻弄されたふたりの男の数奇な出会いを描いた、事実に基づく物語である。

作品情報

八月の声を運ぶ男

八月の声を運ぶ男

公開日
2026年8月21日(金)より全国のTOHOシネマズにて公開
原案
伊藤明彦『未来からの遺言- ある被爆者体験の伝記』
池端俊策
音楽
清水靖晃
監督
柴田岳志
出演
本木雅弘 石橋静河 伊東蒼 尾野真千子 田中哲司 阿部サダヲ
製作・配給
WOWOW
上映時間
102分
映倫区分
G区分
URL
公式HP:https://www.wowow.co.jp/film/august/