NEWS映画・ドラマ・舞台

松田龍平 主演、沖田修一監督・脚本で送る、笑って泣ける家族ドラマ『連続ドラマW 0.5の男』2023年初夏放送・配信!

WOWOWは、俳優・松田龍平が主演を務めるオリジナル脚本ドラマ『連続ドラマW 0.5の男』を初夏に放送・配信することを発表しました。今作、監督・脚本を務める沖田修一と松田龍平がタッグを組むのは2016年公開の映画『モヒカン故郷に帰る』以来、7年ぶりとなる。

WOWOW『連続ドラマW 0.5の男』場面写真

実家暮らしの40歳のひきこもり男が、家の建て替えをきっかけに、妹家族と〈2.5世帯住宅〉に住むことに。これまで、自由気ままでストレスフリーな生活を謳歌していたが、暮らしが一変!否応なしに家族のゴタゴタに巻き込まれ、外の世界に放り出され、少しずつ新しい自分になってゆく。新時代の家族の姿を、温かな目線で描くホームドラマ。

80代の親世代が、50代のひきこもりの子供を抱える家庭が増えており、現在では中高年のひきこもりの人数が全国で60万人を超え〈8050問題〉と言われる深刻な問題に。まさに〈8050問題〉前夜の主人公が、親世帯と子世帯が一緒に暮らす2世帯住宅に、子世帯の単身のきょうだいが1人加わった〈2.5世帯住宅〉に同居するところから物語が始まる。

家族のこのはみ出し者の“0.5の男”が〈8050問題〉なぞそっちのけでマイペースに暮らす中、妹家族との共同生活、親の老い、新しい出会い、そして過去の出来事との向き合いなどを経て、変わることを余儀なくされ、少しずつ人と関わる生活を取り戻していく。この主人公・立花雅治役を松田が演じる。雅治は、とある時期から実家にひきこもったままの40歳。日夜オンラインゲームに勤しみ、母の作り置きご飯で腹を満たし、誰にも気持ちを乱されることなく、平穏な暮らしを謳歌するある意味では幸せな男。そんな男が、環境の変化に晒された時に、何を思い、何を感じるのか。「身近にこんな人がいるかもしれない」と思わせるような、自然体の松田の演技が冴えわたる。

主演/松田龍平 コメント
ドラマ『0.5の男』でその0.5を演じました。2世帯住宅に0.5を足すと2.5世帯です。家族の形は様々ありますが、その中でも2.5世帯の魅力がたっぷりと仕上がってます。0.5って必要?と思ったりもしますが、意外と役に立ったりもします。それぞれの思いが渦巻く2.5世帯の家族のドラマをぜひご覧ください。

監督/沖田修一 コメント
2.5世帯のホームドラマということで、なんのことだかわからないと思いますが、要するに、2世帯の家に、もう1人、単身者がいるということです。その0.5は、家では、おできのような扱いを受け、40歳だというのに、ずっとゲームばかりして暮らしています。親がいるので安心です。
ご飯もあります。1人は気楽で、ゲーム内には友達がいるし、寂しくありません。でも、そうなられる方は心配で、ひたすら祈るばかりです。今、どこかにありそうなこの家族のドラマを、松田さんと共に撮影できる幸せを感じ、ニヤニヤしながら、撮影させていただきました。皆様に、0.5の男を、このおかしな家族を、笑ったり泣いたりしながら、観てもらえたら嬉しいです。

 

第1話あらすじ

古くなった実家を2世帯住宅に建て替えることを決めた立花家。拘りの強い妹と母の間で、ひきこもりの兄・雅治(松田龍平)の居住スペースが問題の種に。これを機にいっそ自立すれば良いのではないか?と父。いや、無理はさせたくないと擁護する母。兄の部屋を失くして玄関を2つにしたいと自分勝手な主張を繰り出す妹。話し合いがまとまらない中、ハウスメーカーの営業マンの説得により何とか2.5世帯住宅建設に向けて歩みだす。
そうして始まる新生活。ゲームの世界ではカリスマと崇められている雅治だが、妹には「暇なんだから家事を手伝え」、中学生になるお年頃の姪には「キモい」と拒絶され、仕事をしていない“0.5”の存在の雅治の居場所はありそうになく……。

 

番組情報

連続ドラマW 0.5の男(全5話)

[放送・配信日時]
2023年初夏[第一話無料放送]【WOWOWプライム】【WOWOW4K】
[無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】

[出演]
松田龍平

[監督]
沖田修一(『南極料理人』、『横道世之介』、『さかなのこ』)
玉澤恭平(『幸色のワンルーム』『ゆるキャン』)

[脚本]
牧五百音(『連続ドラマW それを愛とまちがえるから』ほか)
沖田修一

[音楽]
池永正二

[プロデューサー]
植田春菜、石原仁美、東島真一郎

[製作]
WOWOW、C.A.L

[URL]
番組サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/the-0.5/