蒼井そら、自身をモデルにした小説『夜が明けたら 蒼井そら』発売記念オンライントークショーを開催!
株式会社主婦の友社は、6月19日(金)に蒼井そらさんが自身の半生をモデルにした小説『夜が明けたら 蒼井そら』を発売。この発売を記念して、27日(土)に蒼井そらさん、作家・藤原亜姫さん、芸人・キクチウソツカナイ。さん、担当編集とともにオンラインでのトークショーを開催しました。
今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、SHIBUYA TSUTAYA 8Fのイベントスペースから、YouTubeでの無観客配信トークショー&オンラインサイン会というスタイルで開催。さらに、作家の藤原さんはパンダのぬいぐるみとして参加してくれました。
本書の企画のきっかけについて、担当編集は「将来に対する不安を抱えた女性に向けて、蒼井さんの持つ強さを小説にできたら、読んだ人に『もっとがんばってみようかな』と思っていただけるんじゃないかと思って企画しました」と小説誕生秘話を語りました。著者の藤原さんは「魅力的なキャラクターだったので、真実の部分を書きたいと思いました。蒼井さんも、お会いするごとに少しずつ本音が出てきて、私もしつこいくらい聞き取って、毎回魂のバトルでした(笑)。会うたびに好きになりました」と、蒼井さんの魅力にすっかりハマっている様子。
ところが蒼井さん自身は、企画を聞かされた当初、「あたしの人生を小説にして、面白いのかな?」と思っていたそう。でも、「こんな風に受け取ってくれる方がもしかしたらもっといるのかな、と思わせてくれました」と、2人への厚い信頼を感じさせてくれました。
自叙伝ではなく、あくまで蒼井さんをモデルにした小説である本書。制作の背景に話が及ぶと……。「他の人のキャラクター設定とかは違うんですけど、基本的にはあたしのエピソードはだいたい事実。あたしの人生が書いてあります」と蒼井さん。ただ、いくら小説とはいえ最初のお母さんのキャラクターだけは事実と違いすぎていたため、それについては何度も修正を重ね現在のキャラクターになったそう。
編集「前提にアダルトのイメージとして、悪い人がたくさんいる中で夢を諦めずに前向きにがんばる蒼井さんってすごい!という思い込みがあって、その方向で藤原さんには書いていただいてたんですけど……」
藤原さん「当初予定していた毒親設定のほうが、物語的には面白いかなと思ったんですけどね」
編集「聞けば聞くほど、お母さん、いい人なんですよね(笑)。それに、蒼井さんの周りに悪い人がいないんですよ」
そういった経緯を踏まえて、蒼井さん自身の闇にフォーカスする方向にシフトすることになったそう。
「文字になることで、あたしってこういうこと思ってたし、これって闇の部分だったんだなって、あらためて自分を客観的に見られるようになりましたね」と蒼井さん。
「自分の弱い部分を書いてもらうのって、読んでいても恥ずかしいし、そういう部分は他人に見せちゃいけないと思って生きてきたから、それが活字になるっていうのは不安でした。こんなに弱い自分を出しちゃっていいのかなって」という蒼井さんに対し、「簡単に弱みを見せない女性だからこそ、すべてをさらけ出した時の美しさは半端ないなと思いました」と語る藤原さん。実際、発売後に寄せられた感想も「感動しました」や「泣きながら読みました」というコメントが多かった、と蒼井さんが明かしてくれました。
エピソードがありすぎて書籍には入らなかった部分が多かったこともあり、その部分に関してはノーカット版として電子書籍に収録されています。
「蒼井さんの初体験のお話や、男性が喜びそうなエピソードなど、電子版は書籍の1.5倍くらいの分量になってます」と担当編集。
カバーをはじめ、中面にもふんだんに掲載されている写真についてのエピソードも。
編集「カバー写真の、蒼井さんの顔の前でボケて見えるのは、実は桜なんですよ。スタッフ全員が木の枝になりきって撮りました(笑)」
蒼井さん「けっこうシュールな絵でしたよね(笑)」
カバー裏はウェディングドレスを着た蒼井さんが崖を登るという無茶振りショット。撮影のラストでは海にも入ってもらったとか。
蒼井さん「水面に日が落ちる光が映えて、この写真撮ってもらいたい!って思って、言われなくても自分から入りそうだった」
編集「海の写真もどうしても使いたくて、こちらは電子版の表紙になってます」
そして中面の家族写真は「双子の片方はストレートなんだけど、もう片方はくせ毛なので、ヘアメイクさんが素敵にアレンジしてくれたんですよ!」と、蒼井さんが撮影秘話を明かしてくれました。
タイトルの『夜が明けたら 蒼井そら』については、実は編集担当の旦那さんの発案だそう。
編集「私もいろいろ候補を考えていたんですけど、蒼井そらさんの名前と掛けたほうがいいんじゃない?と言われて。実際、このタイトルにはいろんな意味がかかっているなと思って決めました」
蒼井さん「私の名前ともかかってるし、(人生の)闇を抜けた後っていう、意味的にも合ってるよね」
1時間にも及んだオンライントークショーは大盛況のうちに終了し、後半はオンラインサイン会へ。ファンの名前を読み上げ、1人ひとりに「ありがとう!」と呼びかけながらサインを入れていき、時には名前の書き方をYouTubeのコメント欄で確認しながら臨機応変に変える神対応ぶり!最後には「この本を読んで、何かに悩んでいる人、前に進めないと思っている人の背中を押してあげられたら」と語ってくれました。
当日の様子はこちらのアーカイブでご覧いただけます。ぜひご視聴ください!
[イベント概要]
日時:2020年6月27日(土)
内容:『夜が明けたら 蒼井そら』発売記念 無料オンライントークショー
場所:SHIBUYA TSUTAYA 8F
『夜が明けたら 蒼井そら』各種ご紹介
著者:藤原亜姫
<通常版>
本誌巻頭には蒼井そらさんの撮りおろしカットも収録。幼少期からデビュー写真、現在の姿もご覧いただけます。
価格:本体1400円+税
全国の書店、ネット書店にて発売
ページ数:336P(巻頭撮りおろし16P、本文320P)
特典つき通常版も発売
●主婦の友社公式通販サイト限定特典付き
蒼井そらさんのサイン本【通常版】に、主婦の友社公式通販サイト「Shufutomo shop」限定特典生写真つき
価格:本体1400+税(別途送料)
https://shufutomo.official.ec/items/29313561
●【Amazon.co.jp限定特典付き】
【通常版】に、Amazon.co.jp限定特典生写真つき
価格:本体1400円+税
https://amzn.to/3U2TbjJ
※生写真は、通常版・電子限定版には未掲載のカットとなっています。
<電子版>
『夜が明けたら 蒼井そら 分冊版 上』
価格:本体1,000円+税
Amazon:https://amzn.to/48Zmt7p
通常版には掲載していない未公開エピソードを収録したノーカット版の前編。
『夜が明けたら 蒼井そら 分冊版 下』
価格:本体1,000円+税
Amazon:https://amzn.to/4bd8Ljh
通常版には掲載していない未公開エピソードを収録したノーカット版の後編に加え、電子版特別編集の未公開カットを45点も収録。
『夜が明けたら 蒼井そら 完全版』
価格:本体1,800円+税
Amazon:https://amzn.to/48QwDHT
通常版には掲載していない未公開エピソードを収録したノーカット前編・後編をあわせた完全版に加え、電子版特別編集の未公開カットを45点も収録。
※未公開カット45点は『夜が明けたら 蒼井そら 分冊版 下』と同じものです。