映画『クロノス・ジョウンターの伝説』第4回秋葉原映画祭2019上映後舞台挨拶リポート

2019年1月12日〜1月14日まで秋葉原で開催されている第4回秋葉原映画祭2019にて、映画「クロノス・ジョウンターの伝説」のオープニングプレミア上映が初日に行われ、上映後の舞台挨拶には下野紘、井桁弘恵、蜂須賀健太郎監督、大橋孝史プロデューサーが登壇した。

(左から)蜂須賀監督、下野紘、井桁弘恵

本作品は大ヒット映画「黄泉がえり」や「この胸いっぱいの愛を」で知られるSF小説界の巨匠・梶尾真治の叙情SFの傑作「クロノス・ジョウンターの伝説」を「アリス・イン・ドリームランド」や「サンタクロースがやってきた」など海外との合作映画を手掛けてきた蜂須賀健太郎監督が完全映画化。主演には、 実写映画に初主演する「進撃の巨人」「うたの☆プリンスさまっ♪」などの人気声優・下野紘。ヒロインには、 広瀬すず、 吉岡里帆などを輩出した「ゼクシィ」11代目CMガールに起用された井桁弘恵を迎えて描いたタイムトラベルロマンス。

上演後、満員の会場に出演者らが登場すると大きな拍手で迎えられた。下野、井桁は劇中の衣装を着用。MCは有村昆、福緒唯が担当した。

声優活動がメインの下野は実写の初主演について聞かれると「普段はアニメーションや海外作品の声を当てることを仕事としてやっています。今までドラマに出演させてもらったことがあるんですけど、またそれとは違った雰囲気があったりとか、責任重大だなというプレッシャーみたいなものはすごく感じていましたね」とコメント。

続けて撮影はどのくらいの期間だったのかを聞かれると「これは5日間ですよね」と答えると短期間での撮影に会場から驚きの声が上がった。更に「僕もまるっと5日間ではないんですよ。アニメのアフレコがあって、その後に撮影するというタイトなスケジューリングで」と内情を明かすと監督から「いやもう、こんな期間で映画を作るという経験をしたのが初めてなので。ただ、下野さんがすごいなと思ったのが、ワンシーン5分間ぐらいあるのをずっと演技をやっているんですよ。本当に忙しい中でセリフを全部頭に入れて、しかも演技のリクエストを全部飲み込んでくれて、すぐに直してくれて、ワンシーン、ワンカットでほとんど撮っていました。井桁さんも実は努力家でほとんどセリフが完璧に入っていましたし、途中で、突然その日以外のシーンを撮ることになったときでも二人がほぼほぼ全部頭に入っているので、すごいプロフェッショナルな俳優(声優)さん」と二人を絶賛した。

更に監督は「ワンシーン、ワンカットというのも周りのクルーに恵まれていたということもあって
カメラリハーサルをしないでいきなり本番みたいな撮り方をしていたんですね。この中にテストが採用されたものがあります」とコメントすると、下野から「確かにありましたね!『テストいきますね』と撮っていたら今のシーン良かったから次いきます」ということもありましたと撮影を振り返った。

映画初ヒロインで苦労したことを聞かれた井桁は「監督とプロデューサーさんと一緒にどういうヒロインであれば命をかけて守りたいと思うのかを話し合いをさせてもらって、表情だったり、笑顔だったり、声だったり、仕草をどうすれば観ている方に守りたいと思ってもらえるかを考えるのが難しかった」と思い返した。

「本作品はやり直したい過去という話なんですが、戻れるとするならば何をやり直したいですか」の質問に井桁は「強いて言えば、中学時代に戻りたいなと思いまして。お父さんにだけ反抗期だったんですよ。大人になって父と話すことが増えるとなんであの時冷たくしてしまったんだろう後悔することが多くって」と告白すると「生物学的に正しいらしいですよ。思春期の頃にお父さんと洗濯物を一緒にするのが嫌というのは、お父さんの匂いが嫌なんですって。自分と同じ遺伝子を持っているのが交わると色々と良くないというのがあって、無意識に女性は特に思うらしいです。だから、思春期のタイミングで嫌いになったりするそうです」と下野が熱く語ると井桁は「じゃあ、戻らなくて大丈夫です」とにっこり、会場の笑いを誘った。

「5〜10年ぐらいの間で、詳しいことは酔っ払っていたので覚えていないのですが」と下野は前置きをした上で「とある先輩と飲みに誘われて行ったんですよ。翌日、飛行機で大分の方に飛ばないといけなかったので『程々にですよ』と断りを入れて。一軒目、二軒目、もうそろそろ帰らないとやばいなと思いつつ、三軒目『次の一杯飲んで帰ろうぜ』と言われると、僕が頼んでいないテキーラがきまして、ほろ酔いを通り越してる状態だったのでこれはやばいなと思いつつ、それを飲んでから記憶がなくなりまして、気がついたらホテル近くにタクシー止まっていたんですけど、冬なのにコートを着ていなかったんですよ。鞄はあるけど、財布も何もなくなっていた・・・その後、先輩に来てもらいお金を借りて大分に飛んだんですけど、色々散々でした。その頃に戻りたいです」とお酒の失敗談を告白した。

最後に、監督から「一丸となって作った映画ですので、みなさまのお力をお借りしてヒットさせていきたいと思っております。宜しくお願いします」
井桁「本日は短い時間ですがありがとうございました。4月から公開ということで、多くの方に楽しんでいただけたら良いなと思っていますので宜しくおねがいします」
下野「公開までまだ時間がありますけど、是非ともたくさんの方に観ていただけたら嬉しいなと思います」と挨拶をしイベントを締めた。

映画『クロノス・ジョウンターの伝説』は2019年4月全国順次ロードショーを予定している。


映画『クロノス・ジョウンターの伝説』

2019年4月全国順次ロードショー

©梶尾真治/徳間書店・映画「クロノス・ジョウンターの伝説」製作委員会

ストーリー
住島重工の開発部門・Pフレックに勤めている吹原和彦(下野紘)は、 通勤時に通りかかる花屋で働く蕗来美子(井桁弘恵)に想いを寄せていた。 一方、 会社では、 時間軸圧縮理論を採用し、 物質を過去に送ることの出来る放出機『クロノス・ジョウンター』の開発に成功した。 そんなある日、 突然の事故で、 来美子を失ってしまう。 クロノス・ジョウンターに乗り込み、 来美子を救う為、 過去に戻る和彦だったが、 クロノス・ジョウンターには重大な欠点がある事が隠されていた…

スタッフ・キャスト
原作:梶尾真治『クロノス・ジョウンターの伝説』(徳間書店刊)
出演:下野紘、 井桁弘恵、 尾崎右宗、 岩戸秀年、 五十嵐健人、 寺浦麻貴/赤山健太
監督:蜂須賀健太郎
製作:松井智 鈴木ワタル
企画・プロデュース:大橋孝史
プロデューサー:高口聖世巨 横山一博 岩村修
アシスタントプロデューサー:馬場基晴
脚本:太田龍馬 蜂須賀健太郎
撮影監修:高間賢治
撮影:古屋幸一
照明:石川欣男
録音:新井希望
編集・VFX:細沼孝之
音楽:YU NAMIKOSHI
美術:安本依里花
助監督:山之内優
制作:中村光耶
ヘアメイク:小倉友花
特殊造形:土肥良成
メイキング:寺島明智
製作:ハピネット パル企画
制作プロダクション:モバコン
配給:パル企画

公式サイト:https://www.chronos-jaunter.com/
公式Twitter:@2019SF1


秋葉原映画祭

秋葉原映画祭は、“アキバ”に来る人の“大好き”を集めた映画祭です。
アニメ作品が主体となりますが、漫画やライトノベルズ、ゲームなどの原作、アイドル主演に関連した、主にポップカルチャーカテゴリーに該当する作品が、秋葉原映画祭では上映の対象作品となります。

公式サイト:https://www.akibafes.com/


 

Tokyo Now Author