4人同時に作家デビュー!宝島社『このミス』大賞<隠し玉>シリーズ、7月4日(木)発売

株式会社宝島社は、主催する新人作家の登竜門『このミステリーがすごい!』大賞より、<隠し玉>シリーズ4作品を7月4日(木)に発売。 『このミス』史上初の女子高校生を含む4名が同時にデビューします。

<隠し玉>作品は、大賞や優秀賞の受賞には及ばなかったものの、選考委員が評価した作品の中からベストセラーになる可能性を秘めた応募作を発掘し、編集部のアドバイスのもと改稿して刊行しているシリーズです。

第1回は『そのケータイはXX(エクスクロス)で』(上甲宣之)が選出され、30万部を超える大ヒットとなり、映画化されました。さらに、累計100万部突破した「珈琲店タレーラン」シリーズの岡崎琢磨氏など、ベストセラー作家を次々と輩出。近年では、第15回の『スマホを落としただけなのに』(志駕晃)が、北川景子主演で映画化もされ話題となり、続編の映画化も決定しました。

第17回の<隠し玉>には4作品を選出。『このミス』初の現役女子高生のデビュー作にして、選考委員が「優れた才能が世に出ることは日本の小説界にとってこのうえない朗報」と太鼓判を押した『偽りの私達』(日部星花・ひべ せいか)。
『勘違い』(猫森夏希・ねこもり なつき) は、福岡県在住の作家が地元を舞台に「日常の謎」から予想のできない衝撃的な着地点に到達し、「忘れ難い小説」との評価を得ています。
また、『キラキラネームが多すぎる』(黒川慈雨・くろかわ じう) は、小学校を舞台に、登場人物が全員キラキラネームというキャッチーな設定ながら「正調スクールミステリー」と高評価。
毒蛇の謎から始まるスリリングな希少価値動物ミステリー『クサリヘビ殺人事件』(越尾圭・こしお けい) は、「これがデビュー作とは思えない」と評価された作品です。

今回、4作品を同時発売する背景には、第17回の449作の応募作品に優秀なものが多かったことはもちろん、エンターテインメントや嗜好の多様化を受け、より多くの方にバラエティに富んだ上質なミステリー作品を届けたいという編集部の思いがあります。宝島社では、これからも新しい作品・作家を発掘・育成し、業界の発展に寄与していきたいと思います。

 

■第17回『このミス』大賞 <隠し玉>作品

宝島社文庫『偽りの私達』

宝島社文庫『偽りの私達』/日部 星花

「こうした優れた才能が世に出ることは、
日本の小説界にとってこのうえない朗報である」村上貴史(書評家)

―あらすじ―
高校二年生の土井修治が綴った手記。そこに描かれるのは、7月17日から7月8日に時間が巻き戻っているという信じがたい現象だった。果たしてこの現象は、都市伝説として囁かれる【まほうつかい】が引き起こしたものなのか。ループの原因は、学校一の美少女・渡辺百香が校舎の階段から転落死したことにあると考えた土井は、なぜ彼女が死ぬことになったのか調べ始めるが……。

日部 星花(ひべ せいか) プロフィール
2001年生まれ。関東在住の中等教育学校6年生。

 

宝島社文庫『勘違い 渡良瀬探偵事務所・十五代目の活躍』

宝島社文庫『勘違い 渡良瀬探偵事務所・十五代目の活躍』/猫森 夏希

「忘れ難い小説になり得たと思う」千街晶之(書評家)

―あらすじ―
通夜のため実家に帰った八尋(ヨシ)竜一は、久遠という少女に「おじさんの思い出を教えて」と請われた――。小学生のとき「サルスベリの木の下には死体が埋まっている」という噂をきっかけに、江戸時代から続く探偵事務所の十五代目・渡良瀬良平と行動を共にするようになった竜一。中学に入ると転校生の北川雪子も加わり、三人で様々な事件に挑んでいく。そして、話を聞き終えた久遠が語る真相とは?

猫森 夏希(ねこもり なつき) プロフィール
1989年、福岡県生まれ。福岡大学卒業。
アニメーション制作会社を退社後、執筆活動に専念。

 

宝島社文庫『キラキラネームが多すぎる 元ホスト先生の事件日誌』

宝島社文庫『キラキラネームが多すぎる 元ホスト先生の事件日誌』/黒川 慈雨

「赤川次郎や東川篤哉のコミカルな作風を継ぐ次世代の書き手」香山ニ三郎(コラムニスト)

―あらすじ―
元ナンバーワンホストの皇聖夜(すめらぎせいや)こと上杉三太は、コネで小学校教諭に転職し、一年生の担任になった。キラキラネームの子ども達に囲まれて学校生活をスタートした三太だったが、奇妙な事件が舞い込む。近隣で動植物が傷つけられる事件が多発。犯行がエスカレートしていくなか、容疑者として三太のクラスの児童・公人(ギフト)が挙がる。三太は探りを入れるが、そこには思わぬ真相と感動が待ち受ける!

黒川 慈雨(くろかわ じう) プロフィール
1984年生まれ。東京工芸大学芸術学部デザイン科中退。僧侶資格保有。

 

宝島社文庫『クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない』

宝島社文庫『クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない』/越尾 圭

「これがデビュー作とは思えない。最後はまさかの方向へジャンプ」大森 望(翻訳家・書評家)

―あらすじ―
動物診療所を営む獣医・遠野太一の幼馴染で、ペットショップを経営する小塚恭平が、自宅マンションでラッセルクサリヘビに噛まれて死んだ。ワシントン条約で取引が規制されている毒蛇が、なぜこんなところに? 死に際に恭平から電話を受けて現場に駆けつけた太一は、恭平の妹で今は東京税関で働いている利香とともに、その謎を解き明かそうとするが、周囲に不穏な出来事が忍び寄り……。

越尾 圭(こしお けい) プロフィール
1973年、愛知県知多郡東浦町生まれ。同志社大学文学部中退、
早稲田大学教育学部卒業。家庭用ゲームソフト制作会社、
編集プロダクションを経て、現在は大手インターネットサービス会社に勤務。

 

<ミステリー作家のための新人賞!『このミステリーがすごい!』大賞とは?>

ミステリー好きのためのブックガイド『このミステリーがすごい!』を発行する宝島社が、新たな時代のミステリー&エンターテインメント作家・作品の発掘と育成を目的に、2002年に創設した新人賞。累計1000万部突破の「チーム・バチスタの栄光」シリーズの海堂尊氏、第153回直木賞を受賞した東山彰良氏、第69回日本推理作家協会賞を受賞した柚月裕子氏、第71回日本推理作家協会賞を受賞した降田天氏などを輩出。『さよならドビュッシー』(中山七里)、『がん消滅の罠 完全寛解の謎』(岩木一麻)など、映像化作品も送り出している。また、将来性を感じる応募作品を「隠し玉」として書籍化。『スマホを落としただけなのに』(志駕晃)は2018年、北川景子主演で映画公開され話題に。続編も映画化予定。『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』(山本巧次)が2019年7月より連続ドラマ化決定。

 

Tokyo Now Author