今年も日本映画界に「ミライの名作」が誕生!「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2018」結果発表!
今年で4回目となる映像クリエイターと作品企画の発掘プログラム「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2018(以下、TCP)」の最終審査会を、11月15日(木)に、恵比寿ガーデンプレイス「ザ・ガーデンホール」にて開催しました。
過去最多の応募数となったTCP FILM 2018に寄せられた全670作品の中から、厳正な審査の結果、グランプリは該当作品なし、準グランプリ(TSUTAYAプレミアム賞)に堀江貴大氏(脚本家/映画監督)の『先生、私の隣に座って頂けませんか?(仮)』、同じく準グランプリ(Fimarks賞)に大川五月氏(演出/脚本家/編集)の『妊娠してる場合じゃないの!(仮)』が決定しました。
また、急きょ設けられた審査員特別賞に、塩田悠地氏(映像ディレクター)『Mirror Mirror(仮)』が選出されました。
最終審査員からのコメント
南 果歩さん(女優)
「この第四回TCP最終審査会に審査員として参加できたこと、とても幸せに感じています。TCPは、受賞が映画製作に直結する、という映画作りを目指す人にとっては夢のような場です。皆さんが、TCPのために全てのエネルギーをかけた脚本を熟読し、本日のプレゼンテーションもしかと受け止めました。その中で、審査員で話し合い、賞を決めさせていただきました。今回の受賞作品は、私自身が映画としてぜひ見たいと思った作品です。どうぞ頑張ってください。」
増田 宗昭(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 代表取締役会長兼CEO)
「本日は多くの方々にお集まりいただき、本当にありがとうございました。何より、登壇した7名の悲喜こもごもの表情を見て、私も感動しました。
多様的な生き方ができる社会となったいま、一人ひとりが生きやすい個人の時代がきています。映画も、みんなが見る映画ではなく、特定の世界観を持っている人の具体的なイメージを固めた映画が好まれる時代になるし、そんな映画が出てきたらTSUTAYAはもっと楽しくなる、そんな多様的な映画を個人がつくるお手伝いをTCPではできるのではないかと、4年前にTCPをスタートしました。
私が好きな言葉で「一切唯心造」という禅の教えがあります。これは、世の中にあるすべてのものは心が作り出している、という教えです。TCPもこんな仕組みがあればアーティストの支援になる、という思いからできた企画だし、アーティストにとっては、こんな映画を作りたいという心の中のイメージを僕らと一緒に実現できる。TCPにはこれから可能性がまだまだあるので、ぜひTCPを使って、心の中にあることを形にしていきたいと思います。」
受賞者からのコメント
準グランプリ(TSUTAYAプレミアム賞)
『先生、私の隣に座って頂けませんか?(仮)』堀江貴大氏(脚本家/映画監督)
「この映画のために、今年一年やってきました。色んな人に手伝ってもらいここまでこれたので、本当に嬉しいです。毎日プレゼン練習に付き合ってくれた妻に、一番に報告したいです。」
準グランプリ(Filmarks賞)
『妊娠してる場合じゃないの!(仮)』 大川五月氏(演出/脚本家/編集)
「今回はグランプリ該当なし、と聞いた時点で、可能性がひとつ減り、とてもドキドキして倒れそうでした。ここに登壇するまでの段階はすべて未知の世界でしたが、受賞したことで、さらなる未知の世界へ踏み込んでいくチケットをいただいたと思っています。面白いものをつくって、何年後かにこの場で発表ができるよう、頑張ります。」
審査員特別賞受賞作品
『Mirror Mirror(仮)』 塩田悠地氏(映像ディレクター)
「今日ここで見た他の登壇者の作品やプレゼンはとても素晴らしく、自分は賞がとれたら良いな、と思っていたので、非常に嬉しいです。手伝ってくれたみんなに感謝したいです。ありがとうございました。」