今年映画界で最も輝いた女優に贈る「エル ベストアクトレス賞」は寺島しのぶが受賞!
ファッションメディア『ELLE(エル)』(発行:株式会社ハースト婦人画報社)は、その年に公開された映画作品を独自の視点で選出する「エル シネマアワード2018」を2018年10月26日(月)にTOHOシネマズ日比谷にて開催しました。
「エル ベストアクトレス賞」には女優の寺島しのぶさんを選出
今年は主演作を含めて3本の映画に精力的に出演しました。そして、国内外の映画賞を数多く受賞し、主演をつとめた『オー・ルーシー!』ではカンヌ国際映画祭批評家週間に選出されたほか、第33回インディペンデント・スピリット賞主演女優賞にもノミネートされるなど目覚ましい活躍をしました。当日、ショパールの豪華なサファイアのハイジュエリーを身に着け、ドレスはレッドカーペットでもお馴染みのジョルジオ アルマーニのドレスを着用。会場は華やかな雰囲気に包まれました。寺島さんは今回の受賞に関して、次のように喜びを語りました。「『オー・ルーシー!』を評価いただけたことを大変嬉しく思っております。監督はとても熱のある監督で、その熱が世界に評価され、上映に至ったんだと思っております。」。さらに来年の抱負について聞かれると、「来年はパリで『海辺のカフカ』という作品を、フランス人の前で初めて、生の演技を見ていただくということで私にとって新たな挑戦になると思っています。」と答えました。
「エル メン賞」は東出昌大さんが受賞
今年は6本の映画に出演、中でも主演を務めた『寝ても覚めても』では、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門をはじめ、数々の国際映画祭にエントリーされました。さらに世界30カ国以上での公開が予定されているなど、俳優として大きく飛躍した一年となりました。プラダのスーツを着用して登場した東出さんは「今回の受賞は、映画に携わる人間として光栄に思います。今年公開の6本の撮影の間隔は短かく、いっぱいいっぱいになった瞬間も多くありましたが、スタッフや共演者の皆さんに力をいただきました。人々によって生かされてると言いますか、人々がいるからお芝居ができていると思います。」と満面の笑顔で語りました。
「エル・ガール ライジングスター賞」にはKōki,さんが選出
Kōki,さんは今年の5月、『エル・ジャポン』にてモデルデビュー。8月には世界最年少かつ日本人初となる「ブルガリ」のアンバサダーに、9月には「シャネル」ビューティ アンバサダーに就任。その後もCM出演やファッション誌の表紙を飾るなど、活躍の場を広げています。また、作曲も手掛けるなど多彩な才能を発揮し、注目されているKōki,さんは、シャネルのドレスを着用し「とても光栄に思います。5月発売号の『ELLE』からスタートし、今年はいろいろな経験をさせていただきました。今後一層経験を重ねてさまざまなキャラクターを演じられるモデルになりたいです。」と初々しい笑顔で受賞の感想を語りました。
「エル ベストディレクター賞」には三島有紀子監督が受賞
昨年は『幼な子われらに生まれ』でモントリオール世界映画祭でグランプリに次ぐ審査員特別大賞を受賞。世界から高い評価を受け、今年は黒木華さん、野村周平さん主演の『ビブリア古書堂の事件手帖』が好評を博したことが評価されました。三島監督は「ファッション業界の皆さんやファッションが大好きな方々が日本映画を応援してくださることは本当に嬉しく思います。映画が一つ完成するまでにはいくつもの奇跡を越えなければなりません。来年も皆さんと力を合わせて奇跡を起こしていきたいと思います。そして、今日がそのスタートの日になればいいと思います。」と感想を語りました。受賞した4人には『エル』編集長の坂井佳奈子がトロフィーを授与しました。
「エル シネマ大賞」には是枝裕和監督が手掛けた、“家族を超えた絆”を描く衝撃の感動作.『万引き家族』(2018年6月日本公開)が選出されました。
開催概要
「エル シネマアワード2018」
「エル シネマ大賞」: 『万引き家族』
「エル ベストアクトレス賞」: 寺島しのぶ(テラジマ シノブ)さん
「エル メン賞」: 東出昌大(ヒガシデ マサヒロ)さん
「エル・ガール ライジングスター賞」: Kōki,(コウキ)さん
「エル ベストディレクター賞」: 三島有紀子(ミシマ ユキコ)監督
<衣装情報>
<『エル』>
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