子役時代から人気を博し、 女優・声優として活躍中の福原遥が、 「B.L.T.」(東京ニュース通信社刊)での連載をまとめた1stフォトブック『はるかいろ』を発売。 これを記念してファンとふれあうイベントが、 発売日同日の3月10日(土)にSHIBUYA TSUTAYAで行われた。

子役“まいんちゃん”として人気を博し、 近年ではドラマ「MARS~ただ、 君を愛してる~」、 「グッドモーニング・コール」などの映像作品への出演や、 情報バラエティー番組「もしもツアーズ」(フジテレビ系)へのレギュラー出演、 「キラキラ☆プリキュアアラモード」(テレビ朝日系)、 「恋は雨上がりのように」(フジテレビ系)で声優を務めるなど、 多方面で大活躍中の若手女優・福原遥。
記念すべき1stフォトブックは、 「B.L.T.」に掲載してきた、 「赤×爆発だ!」「黄色×貫きたい!」「黒×存在感」「緑×癒やし」など、 色と感情や事象を掛け合わせる“いろかけ算”連載『はるかいろ』の、 主に未公開カットをまとめている。 女の子として多感な時期を過ごす、 17歳から19歳の貴重な2年間の福原遥、 そして、 テーマに沿って魅せるさまざまな表情がギュッと凝縮。 まさに“いろいろなはるか”がいっぱいの、 魅力たっぷりな1冊となっている。

会見では、 完成したばかりのフォトブックを手に「2年間毎月撮っていて、 まさかこんな1冊にギュッとできるなんて思っていなかったので本当に嬉しい気持ちでいっぱいです」と喜びのコメント。 連載のテーマが、 「いろ」と感情を掛け合わせて、 毎回さまざまなテーマに沿って撮影しているということで、 その中でも「自分が着たことのない色だったり、 こういうイメージ、 表情になるんだと、 いろいろな自分の気持ちを込めつつ、 その感情にあわせて染まっていくというか…。 そういうのが、 毎回違ったパターンでできたので、 発見もあって、 特別な一冊になったなと思います。 写真集とはまた全然違った、 いろんな私が見られるんじゃないかなと思ってすごく嬉しいです」と、 この2年間を振り返っての思いを丁寧に語った。
さまざまな‟いろ”をテーマにしたグラビアの中でも、 特に印象に残っている撮影について聞くと「中華街!…じゃなくて、 中華街も楽しかったんですけど(笑)、 日光!」でのロケだったそうで、 「金と銀と紫(のテーマ)だったんですけど、 日光江戸村だったり、 いろんなところに遊びに行って(笑)、 すごいスタッフの皆さんが温かくて、 仲のいい感じになりました。 大好きなスタッフさんと普通に観光しに行ったというか(笑)、 旅行に行った気分で 楽しい旅ができたなっていう印象があります」としみじみ。 「お化け屋敷に行ったり、 みんなで食べながら写真を撮ったり、 普段の素の私がたくさん載っていて、 日光での撮影が一番素が出ているんじゃないかなと思います」とアピールした。

普段の撮影では、 白っぽい清楚な感じの衣装を着ることが多く、 「一番最初の撮影は“透明”ということで、 白い衣装で普段どおり撮影できました」とコメント。 フォトブックでは、 透明からだんだん‟いろ”が付いていき、 最後はカラフルで終わる構成に。 その中でも、 お気に入りとして、 黄色の衣装を着たカットを披露した福原は、 「普段ビビットカラーをあまり着なくて、 ビビットカラーが自分に似合わないなと思っていたんですよ」と告白。 撮影をした時も不安だったようだが、 「写真を見たら普段の私とは全然違っていて、 また違った自分を発見できたので、 この写真でこういう自分もいるんだなと」と気づかされたという。 さらに「『プリキュア』で“キュアカスタード”という黄色の役を担当していて、 今は黄色が自分の中で一番好きな色なので」と、 出演作品に絡めた理由も。 そのページを開きながら「この写真がお気に入りだなと思いました」と微笑んだ。

また、 難しかった“いろ”は「オレンジ」と明かし、 「オレンジ×艶というテーマだったんですけど、 大人っぽい表情を普段の撮影でしたことがなかったので、 すごく戸惑ってしまいました」と。 「オレンジっていう、 ビビットカラーをあまり着ないので、 これは普段の私と全然違った、 かっこいいカジュアルな感じに仕上がっていて、 新しい自分だなと思います」と自信を込めて紹介した。
報道陣からは、 ‟いろ”にちなんで「恋をしたら相手の色に染まる?自分の色に染める?」といったドキリとする質問が寄せられると、 「え~っ!? 恋をしたら???」と戸惑いながらも、 「どっちもないんじゃないかな(笑)」と答え、 「(相手にも)それぞれの色を持っていてくださいっていう感じ(笑)」と、 福原なりの表現で記者たちを笑わせた。 好きな‟いろ”について聞かれると、 「自分の中で、 その時期とかその歳によってテーマカラーがある」のだといい、 「染まりやすいというか、 毎年違っていたりするので、 その時の気分で色は変えるようにしています」と。 ちなみに今月の‟いろ”は「ピンクですね! 『声ガール!』という作品でピンクのカラーを担当しているので」とPRも忘れない。
3月17日には映画『プリキュアスーパースターズ!』が公開され、 4月からは主演ドラマ「声ガール!」もスタート。 多忙を極める毎日だが、 休みは取れているそうで「一日休みがあったらアクティブなので友達と遊びに行ったり、 それこそこの間はお母さんと二人で京都旅に、 弾丸で一日で行ってきました」とプライベートを紹介。 「いろいろ神社巡りをしたり、 おいしいものを食べたり外に出て観光することが多いですね。 リフレッシュします」と声を弾ませた。

また、 キックボクシングもやっているとのことで「多い時は週4くらい行きます!朝の6時くらいから行ったり(笑)。 自分の体を鍛えたいっていうのもありますし、 発散になるというか、 何も考えずに体を動かして汗をかくというのは、 リフレッシュになって楽しいです」とスポーティーな一面も。 「クッキンアイドル」として人気を博しただけに、 普段から料理もするという福原。 「この間はバレンタインで、 『声ガール!』の撮影中にお菓子を手作りで一人一人に渡しました」と明かし、 ホワイトデーのお返しは、 「くれるんだったら、 欲しいです」とはにかんだ。
その注目の主演ドラマ「声ガール!」では、 人気声優・戸松遥と共演しており、 「戸松さん、 かっこいいです。 そしてすごくスタイルが良くて、 一緒に撮影していても優しくて、 アニメや現場のお話も聞けたりして、 勉強になって素敵な方でした」と感動した様子。 ドラマはすでにクランクアップしているが、 「楽しすぎましたね。 声優さんを目指すという、 青春の熱いドラマなんですけど、 『プリキュア』で声優をやらせていただいていたので、 ちょっと不思議な感覚でした。 お芝居もそうですけど、 声優さんのお仕事も好きだなと改めて感じた作品でした」と、 充実した表情で振り返った。
今年の8月には20歳になる。 10代最後にやっておきたいことを聞かれると「車の免許を取りたいです」と宣言。 「運転できるって、 大人なイメージがあるので、 (免許を取るのは)今しかないチャンスなのかな」と目を輝かせる。 「免許が取れたら最初に乗せたい人は?」と質問されると、 「家族を連れて遠くに行きたいです。 仙台に親友がいるので、 会いに行ったりしたいですね」とニッコリ。 さらに20歳になってやってみたいことは「一人で海外旅行」だそうで「殻を破って、 一人で新しいことに挑戦したいです」と晴れやかな笑顔で抱負を述べた。

会見の最後は、 記念すべきフォトブックの見どころについてあらためてコメント。 「‟いろ”×感情という変わった世界観なんですけど、 いろんな”いろ”に染まって、 その撮った時の気持ちを一つ一つ表していて、 絵本を見ているような楽しい作品になっているので、 たくさんの方に届いたらいいなと思います」とアピール。 会見後に行われる、 1200人のファンとのイベントを前に、 「私が5年後くらいにまた見返して、 あの時こういう気持ちだったんだと、 そう思える1冊になっていて、 この2年間の私がたっぷり詰まっているので、 ぜひ皆さん見てください!」とメッセージを贈った。
福原遥1stフォトブック「はるかいろ」 (東京ニュース通信社刊)
【商品情報】
福原遥1stフォトブック「はるかいろ」
- 発売日:3月10日(土) ※一部、 発売日が異なる地域がございます。
- 定 価:本体 2,315円+税
- 撮 影:佐藤佑一
- 発売元:東京ニュース通信社