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カラテカ・矢部太郎、初の大規模展覧会開催決定!

カラテカ・矢部太郎による 初の大規模展覧会「ふたり 矢部太郎展」が2024年4月24日(水)~7月7日(日)の期間、PLAY! MUSEUM(東京・立川)にて開催することが決定しました。

ふたり 矢部太郎展

お笑い芸人のカラテカ矢部太郎は漫画家でもあります。絵本・紙芝居作家 やべみつのりを父にもち、子どもの頃から絵を書くことが好きだった矢部。芸人として磨いた観察眼と、力の抜けた絵と言葉で、大切なことをシンプルに伝えています。上品で聡明なかわいらしい大家さんを描いたフィクション『大家さんと僕』では、血縁や友情、愛情を超えた人と人のあり方、日常を通じて気づいた大切なことを描き、笑いと涙を誘いました。

続く『ぼくのお父さん』(新潮社)では絵本作家の父と自身との日々を、現在も連載中の『楽屋のトナくん』(講談社)では動物園の楽屋で出番を待つ動物たちを描いています。認知症専門医・長谷川嘉哉の原案をマンガ化した『マンガ ぼけ日和』(かんき出版)やエッセイ漫画『プレゼントと僕』(『週刊新潮』で連載)でも、その温かなまなざしや絵、言葉にますます磨きがかかっています。

矢部の漫画の特徴は、優しいまなざしと、穏やかな表現にあります。個性的な登場人物たちの何気ない会話や行動の中に、見過ごされがちな気持ちの揺れをすくいあげ、温かなユーモアで表しています。現代社会は、価値観やコミュニケーションが複雑化し、生きづらさを感じる人が増えています。そんな中で、矢部は社会のあちこちで懸命に生きる人々をたたえ、「ありのままでいい」と静かに励まし、幅広い世代から支持を集めています。

矢部は、人と人との間で起こる喜びやすれ違い、もどかしさなどの感情の機微を優しいタッチで描き、読者はその「ふたり」の間で起こる出来事に、クスっとしたり、驚いたり、穏やかな気持ちを抱きます。
矢部自身も、「漫画も、読者と僕の『ふたり』の物語かもしれないです」と言います。
展覧会は、読者はもちろんのこと、変化が激しい現代社会に疲れてしまった人、静かにひたむきに頑張る人、どんな人も優しく包み込みます。展覧会で読む物語を通して、心が少し軽くなったり、嬉しい気持ちになったり。日常の喧噪から離れ、来場されたひとりひとりが矢部と「ふたり」で対峙しながら、物語の作品世界を見て、感じられる展覧会です。

「ふたり 矢部太郎展」メッセージ

 

ふたり 矢部太郎展

ふたり 矢部太郎展

[会期]
2024年4月24日(水)~7月7日(日) 10:00~18:00
※入場は17:30まで
※会期中無休

[会場]
PLAY! MUSEUM
東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 棟 2F

[入場料](税込)
一般:1,800円
大学生:1,200円、
高校生:1,000円
中・小学生:600円
未就学児:無料
※当日券で入場できます。土日祝および混雑が予想される日は事前決済の日付指定券(オンラインチケット)がおすすめです。

割引制度(併用不可)
1. 立川割
一般1,200円、大学生700円、高校生600円、中・小学生400円
立川市在住・在学を確認できる免許証、学生証等をご提示ください

2. 障害者割引
障害者手帳をご提示の方とその介添人1名は半額

3. 相互割引
「一般」で入場の方は、同日PLAY! PARKを200円引きで利用できます

[主催]
PLAY! MUSEUM

[制作協力]
吉本興業

[協力]
新潮社、講談社、かんき出版

[URL]
ウェブサイト:https://play2020.jp/article/taro-yabe/