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KEITA MARUYAMAによる日本の伝統文化を掛け合わせたファッションショー「春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて・・・IT’S SHOW TIME」が開催!

「春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて・・・IT’S SHOW TIME」

KEITA MARUYAMAが手掛けた新しいエンターテインメントとしてのファッションショー「春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて・・・IT’S SHOW TIME」が、2021年12月16日(木)、東京・六本木EX THEATER ROPPONGIにて開催され、大盛況のうちに幕をとじました。

「Fashionは人生を変える」をコンセプトに、これまでのファッションショーとは異なった、次世代に残るエンターテイメントとしてのショーで、日本の伝統文化の継承にフォーカスした内容となっており、歌舞伎・舞踏や着物文化、音楽など「心踊る、コト」をピックアップしファッションとフュージョンさせた新しい形のショーとなりました。

ランウェイを飾ったのは歌舞伎俳優の尾上右近や、モデルの冨永愛をはじめ、女優のりょう、タレント・乃木坂46 齋藤飛鳥のほか、ミュージシャン・野宮真貴、和太鼓集団・鬼太鼓座、ダンスチーム・ULTIMATE BBOYZ、モデル・大平修蔵、女優・市川実和子、モデル・田辺あゆみ、女優・渡辺真起子など、豪華な出演陣。KEITA MARUYAMAと親交のある面々が各方面から集結し、圧巻のステージパフォーマンスで会場を大いに盛り上げました。600人以上の観客が集まった客席には、森星、三吉彩花、蜷川実花、中村獅童、YOU、パラリンピックメダリスト車いすバスケットボール選手鳥海連志、俳優、タレント、アーティストなど業界をこえた、そうそうな顔ぶれがケイタマルヤマの服に身を包みステージ、客席ともにきらびやかなムードに包まれました。

ショーは、春夏秋冬の4シーンで構成されました。KEITA MARUYAMAの最新コレクションと歌舞伎の融合で、華やかさを表現した春のステージは、満開の桜の下で、この日の為に作られたオートクチュールの特別な日本刺繍ドレスを着用した冨永愛がトップバッターで登場。さらに、尾上右近による一夜限りの「娘道成寺」のショートバージョンを披露しました。

夏は、鬼太鼓座による和太鼓パフォーマンスで日本の祭を表現。また、捨てられてしまう日本の美しい絹の着物をアップサイクルした服を着用したダンスユニット ULTIMATE BBOYZが、アクロバットやブレイクダンスを交え登場し、歓声が上がる場面も。日本の古き良き着物、絹などの伝統品が、新しい洋服として生まれ変わり、伝統の継承をエンターテインメントとして表現しました。

秋めくセットに様変わりした、愛をテーマにしたステージでは、乃木坂46 齋藤飛鳥が登場。KEITA MARUYAMAがパリコレクションで発表したアーカイブのワンピースを着用し、普段のアイドル姿では見ることのできない姿を見せました。

冬は、KEITA MARUYAMAのデビュー当時からこれまで27年間に及ぶアーカイブ作品を纏った、冨永愛、りょう、田辺あゆみ、市川実和子、渡辺真起子など一世を風靡したモデルたちが登場し、日本の美しい冬景色やお正月を表現しました。

グランドフィナーレでは、野宮真貴が代表曲「東京は夜の七時」の新バージョンや「スウィート・ソウル・レヴュー」の生歌を披露し、締めくくりました。

「春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて・・・IT’S SHOW TIME」

ショー終了後の丸山敬太 コメント
クリエイターとして、次の世代の人たちに繋いでいく何かを作りたい、それが役目だなと、改めてこのコロナ禍の中で感じ、たくさんの人たちに助けてもらいながら頑張りました。ファッションは、人生を変えるものであり、またその時代やその時の気分を表すものでもあります。クラウドファンディングという手法を使わせていただいたのも、誰かを応援する、誰かを支援する、誰かとつながることは、今の時代のテーマだと思ったからです。そして、そんな人々の今の気分を、ハッピーに表現できるのではと思い、今回はショーを作りました。結果として、多くの人に見ていただくことができました。また、このコロナ禍の2年間、エンタメの人たちも含めて、僕たちはとても厳しいときを過ごしてきたので、このショーは2021年のうちにどうしても実現したいと思っていました。
僕は随分と長い事この仕事をしていますが、時代の大きな変換期にやっぱり大切なものや大切なことは、方法や形が変わっても「愛」なのだなぁと。沢山の人達に支えられて創りあげた夢のような一夜。心から感謝しています。

 

KEITA MARUYAMA(ケイタマルヤマ)
ファッションデザイナー丸山敬太によって設立。丸山敬太は、1965年東京・原宿生まれ。1987年に文化服装学院を卒業後、BIGIグループの「キャトルセゾン」に入社し、「アツキ・オオニシ」の企画デザイナーを務める。1990年独立後、コスチュームを中心に、フリーデザイナーとして、DREAMS COME TRUEをはじめ、多くのミュージシャンやタレントのステージ衣装やTVやCMでのデザインを手掛けたことが話題となる。ブランド立ち上げと同時に、94-95秋冬東京コレクションに「KEITA MARUYAMA TOKYO PARIS」として初参加。1996年、第14回毎日ファッション大賞新人賞、資生堂奨励賞を受賞、東京・青山に旗艦店をオープン。1997年には、98春夏パリコレクションにて、レディースコレクションを発表。2012年、日本航空の客室乗務員・地上接客部門の制服デザインを手掛け、2014年ブランドデビュー20周年を迎える。近年は、KEITA MARUYAMAとしての活動だけに留まらず、ファストファッションから制服やブランドプロデュースに加え、ファッションの枠を超えて、“食”や“住”への活動の場を積極的に広げている。

ブランドHP:http://www.keitamaruyama.com/
KEITA MARUYAMAオンラインストア: https://www.keitamaruyama.com/store