ホリプロ×ドワーフ「YouTube配信 オリジナルミュージカル ショートムービー」制作決定!
昨年より開始されたホリプロ主催「ミュージカル・クリエイター・プロジェクト」にて選出された若手作曲家・岩城直也と、豪華キャスト・スタッフによる「YouTube配信 オリジナルミュージカル ショートムービー」の制作が決定しました。
“逆風の時こそ新しい挑戦を!”をテーマにホリプロでは昨年6月、世界に向けた“オリジナル・ミュージカル”の創作を目指し才能豊かなクリエイターを見出す「ミュージカル・クリエイター・プロジェクト」を始動しました。日本から世界へ発信する作品の創り手の候補として、ミュージカル脚本と作曲の二つの部門で応募を募ったところ、予想をはるかに超える500以上の応募が日本国内のみならず、世界中から集まりました。その中から選び抜かれた才能あるクリエイターを起用し新たな作品を文化庁が推進する文化芸術収益力強化事業の一環として発表することとなりました。
「演劇」「劇場」の素晴らしさを改めて感じてほしいという願いを込め、NHKのキャラクター「どーもくん」、NHK連続テレビ小説「スカーレット」のオープニング映像、フランスでロングラン上映された「こまねこ」や、最近ではNetflixオリジナルシリーズ「リラックマとカオルさん」など、世界でも有数のこま撮りアニメーションを手がけるドワーフ(株式会社xpd)が、ホリプロとタッグを組み、ミュージカルと映像のコラボレーションという新しいジャンルに挑戦します。
物語は、劇場に行ったことのない少年が、劇場が大好きだったおばあちゃんの遺品のオペラグラスを見つけることから始まりますが、オペラグラスのキャラクター「ギョロ」が、楽しく歌い踊る姿は、本作の見どころです。この「ギョロ」が歌う楽曲を、ミュージカル・クリエイタープロジェクトから選ばれた岩城直也が作曲します。
さらに、ブロードウェイの作曲家ジェイソン・ハウランドが新曲を提供し、全編の編曲も担当します。構成・脚本・歌詞を手掛けるのは、日本を代表する演出家の宮本亞門です。映像演出はミュージックビデオの演出で定評のある春山”デビ”祥一氏が手掛け、キャラクターデザインはドワーフの合田経郎が担当します。鹿賀丈史、濱田めぐみ、柿澤勇人、中村海琉らミュージカル界を代表する豪華ボイスキャストにもご注目ください。
世界からもその一流の映像技術に注目が集まるドワーフによる「ストップモーション・アニメーション(こま撮り)」と「操演」で創り上げる本作は、ネット上に数多くあがっている映像作品のなかでも、ひと際目を引く存在になるでしょう。劇場に行きたくても行けない人、外に遊びに行けずに家で退屈にしている子供たち、ネット上で面白い映像を探している若い世代など、普段、劇場に足を運ぶことがない方々にもこのオリジナルミュージカルショートムービーに触れていただき、劇場に興味を持っていただければ幸いです。
今後発表されるミュージカル・クリエイター・プロジェクトの続報にご期待ください!
<作品詳細>
オリジナルミュージカル ショートムービー
『劇場へ』(仮題)
[視聴方法]
ホリプロステージYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/hpot001
他
[配信開始日]〈予定〉
2021年3月31日(水)
[構成&脚本&歌詞]
宮本亞門
[映像監督]
春山”デビ”祥一
[音楽監督&作曲&編曲]
ジェイソン・ハウランド(ミュージカル『生きる』)
[作曲]
岩城直也(「ミュージカル・クリエイター・プロジェクト」選出)
[キャラクターデザイン]
合田経郎(ドワーフ)
[プロデューサー]
松本紀子(ドワーフ)/小嶋俊介(xpd)/梶山裕三(ホリプロ)/井川荃芬(ホリプロ)
[映像制作・キャラクター開発]
ドワーフ
[企画制作]
ホリプロ
[ボイスキャスト]
鹿賀丈史/濱田めぐみ/柿澤勇人/中村海琉