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「ライブをあきらめない!エールを送りたい!!」“エール・アンバサダー”松任谷由実が熱いメッセージ

公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会(以下、芸団協)は、2020年11月24日(火)に記者発表会を開催し、「JAPAN LIVE YELL project」の想いを全国に拡げていくため、シンガーソングライターの松任谷由実さんの「エール・アンバサダー」就任を発表。あわせて、日本全国のライブ関係者に向けた応援ムービー「ライブのリレー」をお披露目しました。

(左から)野村萬、松任谷由実、浜松市長 鈴木康友

文化庁の矢野和彦さんからのあいさつと、日本芸能実演家団体協議会の関さんからの「JAPAN LIVE YELL project」の内容説明のあと、日本芸能実演家団体協議会会長で能楽師(人間国宝)の野村萬さんがあいさつ。「各地域で舞台に参加なさる方々、事業の担い手である27地域の皆様方には、ぜひ一期一会の心を持って、芸能の持つ教育的要素を大事にしつつ、魅力ある舞台を作り上げ、観客との交流を大切にしていただきたいと切に願っております」と「JAPAN LIVE YELL project」への思いを語りました。

続いて、音楽・演劇・ダンス・伝統芸能など、さまざまな舞台芸術のパフォーマンスが繋がれた日本全国のライブ関係者に向けた応援ムービー「ライブのリレー」がお披露目されました。エール・アンバサダーに就任された松任谷由実さんの名曲「春よ、来い」を松任谷由実さん、平原綾香さん、子どもたちなどが歌いつなぎ、三遊亭小遊三さん(落語家)、森山未來さん(俳優・ダンサー)、ナイツ(漫才師)をはじめ、音楽・演劇・ダンス・伝統芸能などのさまざまなパフォーマンスが一つにつながる、ライブ復活への熱い思いが込められた映像が映し出されました。

JAPAN LIVE YELL project
応援ムービー「ライブのリレー」


応援ムービー「ライブのリレー」がお披露目されたあと、エール・アンバサダーに就任した松任谷由実さんが、「春よ、来い」のメロディとともに登場し、コロナ禍での松任谷さんの状況やライブへの熱い思いなどを語りました。

3,4月はパニックのような状態に陥り、「世界中がこのまま朽ち果てていくんじゃないかという恐怖」を感じてすべてにやる気を無くすという、生まれてはじめて体験したという松任谷さん。だが、夏少し前頃には「未曾有の年を記録したいという欲求」から創作意欲が湧いてきてアルバムのレコーディングに取り掛かり、なんとしても今年中に発表させることを目標としたことを語りました。

MCから39枚目になる制作中のアルバムについて聞かれた松任谷さんは、アルバムのオープニング曲である「1920」に、施設にいる100歳になる母親が大きく影響をしていることを明かしました。施設にいる母親に会いたくても会えないという状況の中にコロナの残酷さをリアルに感じた上で、松任谷さんは母親の生まれた100年前について調べ、スペイン風邪が流行していたこと、オリンピックが閑散とした中で開催されたことなど、今と通じる部分が多くあったことを知ったと語りました。また、大正生まれの母親は舞台が大好きで、歌舞伎、新派新劇、宝塚なども見に行かせてくれ、幼稚園の先生には「娘を宝塚に入れたい」と語るほど、“英才教育を施してくれた”母親に思いを馳せていました。

お披露目されたばかりの応援ムービー「ライブのリレー」については、「本当に感動しました」と即答。たくさんの表現者、スタッフ、観客がいてライブが成り立つことを再認識したことを明かしました。さらに、オンラインライブにも良い面があることを認めつつ、「ライブは行こうと決めた時から始まっている」と会場に向かうまでの道のりも景色が違って見えるなど、ライブ以外の時間にも多様な楽しみ方があることや、会場を熱く盛り上げる「人いきれ」などのライブの魅力について語りました。

最後にエール・アンバサダーとして、メッセージを求められた松任谷さん。「全国にたくさんの表現者の方がいらして、それを支えるスタッフがいて、それにはやはりライブをあきらめない、これからも送り続けるという意志が双方に必要ですし、それを楽しみにされるお客様の心が必ず(ライブを)復活させると思います。私もそれに対してできることがあれば、身を挺してできることをしたい。エールを送りたいと思います」とメッセージを送りました。さらにライブを訪れる観客に対しては、「目に見える、人に言葉で説明できるものだけじゃない。むしろそれ以上のパワーがあるものがライブなので、ぜひ再び体験していただきたいと思います」とライブの魅力を訴えました。

 

「応援」「エール」への決意を新たに

松任谷さんが応援団員として活躍する「みんなの応援村」について実行委員長である浜松市長 鈴木康友さんから「みんなの応援村」が実行した「77億人えがおプロジェクト」で、全国の子どもたちから「えがおのイラスト」が約1万2000枚も集まったことなどが紹介されました。「応援団の一員としてエールをみんなに送ります!」と、目的を同じにする「応援団員」「エール・アンバサダー」としての思いを新たにしていました。