Tokyo Dialogue 2024

「Tokyo Dialogue 2022-2024」は、京橋に120年余り本社を構える戸田建設株式会社と、東京という都市を舞台にアーティストに国際的な作品発表と制作の場を提供する写真祭「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」が共同で2022年から3年間かけて展開するプロジェクトです。このプロジェクトでは、毎年、「写真家」と「書き手」がペアとなり、京橋を舞台に「写真」と「言葉」による“対話”を通して、変わりゆく都市の姿を描き出します。

本プロジェクトの最終年となる本年は、写真家の今井智己、上田良、鈴木のぞみ、書き手の堂園昌彦、青柳菜摘、藤井あかりの６名が参加。写真と言葉によってそれぞれが往還しながら、過去、現在、未来へと続く時間と変わりゆく都市の姿を描き出した作品を2024年11月に開業を控えるTODA BUILDINGの工事仮囲に展示するとともに、作品集を制作・発表します。目に見えない土地の歴史、あるいは変わりつつある街や人々の風景など、様々な観点から都市の姿を自由に解釈し捉えた作家たちの作品を通じて、未来に残る「東京」のドキュメントになればと考えています。