東所沢公園に「武蔵野樹林パーク」が誕生!「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」8月1日(土)角川武蔵野ミュージアムと同時オープン!
公益財団法人 角川文化振興財団(以下 角川文化振興財団)は、8月1日(土)より「ところざわサクラタウン」・「角川武蔵野ミュージアム」に隣接する「東所沢公園」内に「武蔵野樹林パーク」をオープンします。
武蔵野樹林パークは、公募設置管理制度(P-PFI)によって民間事業者として選定された角川文化振興財団が管理運営を担うスペースです。チームラボによるインタラクティブな光のアート空間「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」を常設展示し、隈研吾設計の飲食施設「武蔵野樹林カフェ」も設置します。地域住民の皆様にとっても、来訪者にとっても魅力的な公園を目指し、所沢市と協力しながら環境整備を行っていきます。
文化・芸術をテーマとした新しい賑わい創出の場「武蔵野樹林パーク」
●武蔵野樹林パーク 園内施設の紹介
「武蔵野樹林パーク」は東所沢公園の東川縁、角川武蔵野ミュージアムに隣接した一角にあります。このほど、東所沢公園の一部区域を「武蔵野樹林パーク」としてオープンします。
公園から角川武蔵野ミュージアム・サクラタウンへと繋がるメイン導線となる園路の一部(武蔵野樹林パーク南側)を、リニューアルします。(園路を5mに拡幅)
「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」に隣接する場所に、ウッドデッキのテラスの中にたたずむ建築家の隈研吾氏デザインのカフェ&ショップ「武蔵野樹林カフェ」(2020年9月オープン予定)を設置します。
一般社団法人まちつくり所沢が運営するこちらのカフェでは狭山茶など地元産原材料を使った小籠包や肉まん・あんまん、所沢の伝統的竹細工の笊(ざる)に公園で狭山茶を楽しむアイテムをセットした「安松笊の狭山茶染めピクニックバスケット」、地元産大麦を地元雑木林由来の木質チップで香りづけした地ビール「野老ブラウニー」などを提供します。
武蔵野樹林パークに昼と夜で2つの顔を持つアート空間が出現!
●常設展示「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」
武蔵野の雑木林を代表するコナラなどの落葉広葉樹の森を、角川武蔵野ミュージアムは武蔵野樹林と呼んでいます。この武蔵野樹林は、春から夏にかけては緑の移ろい、秋から初冬にかけては紅葉の移ろいがあり、秋に、どんぐりを熟します。
縄文時代の日本では、落葉広葉樹林が広がっていました。落葉広葉樹林はどんぐりの実がなる樹木であり、どんぐり類は縄文人にとっては主要な食料でした。縄文時代、多くの人々は、どんぐりという食料が豊富で、明るくて住みやすいどんぐりの森と共に生きていたのです。
チームラボは、非物質的であるデジタルアートによって「自然が自然のままアートになる」という「Digitized Nature」というアートプロジェクトを行っています。
武蔵野のどんぐりの森が、人々の存在によって変化する光のアート空間に変わります。
●展示作品紹介
1.自立しつつも呼応する生命 – 液化された光の色 , Sunrise and Sunset
Autonomous Resonating Life – Liquified Light Color, Sunrise and Sunset
teamLab, 2020, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takaha
日の出と共に、ovoid(卵形体)は、周りの世界を映しはじめる。人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、音色を響かせ、自ら立ち上がる。その周辺のovoidも次々に呼応し、同じ音色を響かせながら、連続していく。
日の入りと共に、ovoidは、自ら光り輝き出す。人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、音色を響かせ、その音色特有の光を輝かせ、自ら立ち上がる。その周辺のovoidも次々に呼応し、同じ音色を響かせ、同じ光を輝かせ、連続していく。そして、周辺の《呼応する木々》も呼応し、同じ色に変化し音色を響かせながら、変化していく。
ovoidは、風が静かで人々が何もしない時、ゆっくりと明滅をはじめる。
ovoidは、光だからこそ発色できる「液化された光の色」で変化していく。
2.呼応する木々/ Resonating Trees
teamLab, 2014, Interactive Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi
木々が光り輝く。木々の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅している。
木々の光は、《自立しつつも呼応する生命 – 液化された光の色, Sunrise and Sunset》から伝播してきた光に呼応し、色を変え、色特有の音色を響かせる。その木の光は、周辺の木々に次々と伝播し、音色を響かせながら、連続していく。
木々の奥から光が押し寄せてくれば、向こうの方に人がいることを意味する。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識するだろう。
[会期]
2020年8月1日(土)~
[会場]
武蔵野樹林パーク(東所沢公園内)
(埼玉県所沢市東所沢和田3丁目9)
[アクセス]
JR武蔵野線 東所沢駅より徒歩9分
[休館日]
火曜日
[開館時間]
12:00~22:00
※メンテナンスのため、夜間の部の開始前に1時間閉園します(閉園時間は季節により変動します)
[入場料金]
《昼間》
平日:大人500円、中高生400円、小学生300円
金土日祝:大人600円、中高生500円、小学生400円、未就学児無料
《夜間》
平日:大人1,000円、中高生700円、小学生500円
金土日祝:大人1,200円、中高生800円、小学生600円、未就学児無料
*入館締め切りは閉園30分前
*WEB割:100円引き、市民割:200円引き(窓口のみ対応)
[チケット]
https://kadcul.com/park/ (2020年7月22日発売開始予定)
*会期中は会場でも販売します
[主催]
公益財団法人 角川文化振興財団
「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」7月22日(水)チケット発売スタート!
チケット発売について
チケットの発売開始は2020年7月22日(水)を予定しています。「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」は、角川武蔵野ミュージアム公式サイト( https://kadcul.com/park/ )にてオンラインチケットの購入が可能になります。当日券の販売枚数が限られているため、あらかじめご来場前に公式サイトより入場券をご購入ください。
なお、コロナ禍における園内入場制限や注意事項につきましては、角川武蔵野ミュージアム公式サイトにて随時掲載を行いますので、ご購入の際はご確認くださいませ。
安心・安全に公園をご利用いただくために
●コロナ禍における感染防止対策
[ご来園されるお客様へ]
*次のお客様についてはご来園をご遠慮いただきます。
・発熱、風邪症状、味覚障害など体調に不安のある方
・新型コロナウイルス感染症患者の濃厚接触者として現在経過観察中の方
・感染拡大している地域や国への渡航歴が14日以内にある方
・マスク非着用の方
*入園時の非接触での検温にご協力をお願いします。
*園内では手指消毒の徹底をお願いします。
*作品を鑑賞される際は、他のお客様と1m以上を目安に、距離を開けてご鑑賞ください。
*飛沫予防のため、会場内での会話等は極力お控えいただきますようお願いいたします。
*作品に触れる際は入り口にて配布するビニール手袋の着用をお願いします。
*会場内の混雑を避けるため、入場制限を行う場合がございます。
[園内における感染防止の取り組み]
*関係機関からの最新情報の収集に努め、感染予防、感染防止に細心の注意を払います。
*園内スタッフの健康管理
・出勤時における発熱の有無、健康状態の確認
・マスク着用
・こまめな手洗いとアルコール消毒の徹底
・スタッフ間における適切な距離の確保
*消毒
・手指消毒液の設置
・来館者エリアの清掃強化、共有部分の定期的な消毒
*その他
・受付窓口など、人と人とが対面する場所は、アクリルやフェイスガードなどで遮蔽
・各種サインによる間隔保持と誘導サインを設置