NEWS映画・ドラマ・舞台

池田エライザ、地元福岡で「また帰ってくるけん!」「見ないと、お仕置きだべ~!」『DORONJO/ドロンジョ』最終回放送・全話配信記念舞台挨拶に登場!

タツノコプロ創立60周年記念『WOWOW オリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ』の最終回放送・全話配信を記念して、最終話前夜に池田エライザの地元福岡で舞台挨拶を開催しました。

タツノコプロ創立60周年記念『WOWOW オリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ』池田エライザ舞台挨拶付き特別試写会

『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』のドロンジョの過去をまったく新しい視点から描いた、タツノコプロ創立60周年記念『DORONJO/ドロンジョ』は、主人公の泥川七音(どろかわ・なお)がドロンジョとして悪に手を染めることになるまでの知られざる過去や壮絶な生きざまを描くダークエンターテインメント。WOWOW連続ドラマ初出演にして初主演を務める池田エライザが主人公の七音、後のドロンジョを演じています。

ドロンジョの敵である、後のヤッターマン2号・聖川愛花(ひじりかわ・あいか)を山崎紘菜、後のヤッターマン1号・高岩田ガン(たかいわだ・がん)を金子大地、ドロンボー一味としてドロンジョと行動をともにする後のボヤッキー・飛悟(ひゅーご)を矢本悠馬、後のトンズラー・匠苑(しょーん)を一ノ瀬ワタル、七音の伯父で育ての親・正治(まさはる)を平山祐介、七音の実母・躑躅我鸞(つつじがの・らん)を霧島れいか、七音の実父・詩音(しおん)を近藤芳正、愛花の父親・誠一郎(せいいちろう)を高橋和也、七音が関わるある事件の捜査を担当する刑事・軍沢(ぐんさわ)を古田新太が演じます。

タツノコプロ創立60周年記念『WOWOW オリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ』池田エライザ舞台挨拶付き特別試写会

主演の池田エライザが舞台挨拶を行ったのは、地元・福岡県の映画館ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13。黒のベアトップドレスにチョーカーを合わせたスタイルで登場した池田は、開口一番、客席に向かって「ただいまー!」と元気に挨拶をしてくれました。これに応えるように、場内からも「お帰りー!」のコール。

18歳まで福岡で過ごした池田ですが、コロナ禍ということもあり、約2年ぶりの帰省。現在、福岡市中心部は「天神ビッグバン」と言われる再開発が進んでいるため、「私がよく通っていたお店がなくなっていてびっくりしました!」と驚きを隠せない様子でした。また、会場となったキャナルシティに関しても、家族6人でそれぞれのクリスマスプレゼントを選び、クリスマスツリーの下にみんなで置くというファミリーイベントを毎年行っていたそうで、いまでも帰省するとキャナルシティに足を運ぶと言い、場内は「え?いまでも?」という空気でざわめきました。

そんな本作『DORONJO/ドロンジョ』は、実はコロナ前に企画がスタートしたので、携わっている期間がとても長かったそう。当初はもっとド派手な内容になる予定だったけれど(情勢が情勢なので)、チームが見る人の気持ちに寄り添いたいと思うようになっていったと語ってくれました。

そしてその想いに同調する形で、池田のボクシングとアクションの稽古の話にもどんどん力が入っていきます。「実は…肩の周りの筋肉がムキムキになっちゃった時期がありました。その頃ライブもあったので、ちょっとドレスが似合わないなぁとその時は思いました」と、当時の稽古の壮絶さも語ってくれました。また、ライバルである後のヤッターマン2号・聖川愛花(ひじりかわ・あいか)役の山崎紘菜と戦うシーンでは、お互い力加減を慎重に気を付けながら演じてはいたものの、いざ本番となると力が入っていきましたね、と、ボクシングとアクションWの演技に挑んだ充実感を伝えてくれました。

本作の見どころのひとつに、キャラクターの心情を非常にうまくとらえ、映像美に反映していることが挙げられますが、特に印象に残っているシーンとして、「ネタバレになるので何も話せない!」と迷いながらも、義足指導の先生方がとてもゆるい空気感を作って下さり、シーンの重さとのギャップがいまでも印象に残っていると語ってくれました。(「WOWOWさん!何ミリまでネタバレしていいんですか?」という場内でのやりとりもあり、文字通りミリ単位の調整の中、とても心温まるエピソードとなりました)

学生時代は天神・博多で毎日遊んでいたという池田。よく行っていたお店や食べていたものなどでひとしきり盛り上がった後に、明日最終回を迎える本作を見ている皆さんへのメッセージをくださいました。「1秒でも、この作品の何かが明日を生きる力になってくれたらと願っています。」そして最後に、ここぞ!という博多弁とあのセリフを披露してくれました。「また帰ってくるけん!」「見ないと、お仕置きだべ~!」

 

あらすじ

これは、ドロンジョがドロンジョになる、少し前のこと――
泥川七音(池田エライザ)は、幼い頃に親に捨てられ、傾きかけたボクシングジムを営む伯父・正治(平山祐介)に引き取られた。
そんな七音は、正治からの厳しいボクシング指導を受け、アマチュアボクシングの日本代表候補を視野に入れていた。
七音のライバルは、大手企業の社長令嬢でボクシングセンスも抜群である愛花(山崎紘菜)。美貌を生かしてインフルエンサーとしても活躍する愛花と、犯罪被害者支援活動をしている幼なじみのガン(金子大地)は、「世の中をよくしたい」という同じ志を持っていた。
そして、世界大会出場の日本代表をかけた七音と愛花の一騎打ちが行われる。
しかし、七音の人生が決まる試合の直後、ある壮絶な悲劇が七音を襲い……。


 

番組情報

タツノコプロ創立60周年記念 WOWOWオリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ

タツノコプロ創立60周年記念 WOWOWオリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ

[放送・配信日時]
12月16日(金) 午後11時 最終話放送
WOWOW オンデマンドにて全11話 配信中

[出演]
池田エライザ
山崎紘菜、矢本悠馬、金子大地、一ノ瀬ワタル、田中俊介
平山祐介、霧島れいか、近藤芳正
高橋和也、古田新太

[原作]
『タイムボカンシリーズヤッターマン』(タツノコプロ)

[脚本]
喜安浩平、内藤瑛亮、大塩哲史、佐東みどり

[監督]
内藤瑛亮、横尾初喜

[音楽]
有田尚史

[プロデューサー]
山田雅樹、小林祐介、星野恵

[制作協力]
dub

[製作著作]
WOWOW AX-ON

[URL]
番組特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/doronjo/
番組公式Instagram:@wowow_doronjo