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門脇麦 × 中村祥子 バレエが繋ぐ“過去と未来”。『VOGUE JAPAN』本誌×ムービー連動企画第2弾を公開

『VOGUE JAPAN』は、俳優とダンサーによるスペシャルなコラボレーション企画をスタート!第2弾「門脇麦×中村祥子 バレエが繋ぐ“過去と未来”。」を3月1日(火)に公開しました。


第1弾の高畑充希×RIEHATAに続く第2弾は、 実力派俳優・門脇麦と日本が世界に誇るバレエダンサー・中村祥子が登場。 本気でプロのバレエダンサーを目指し、 その夢を諦めたという過去を持つ門脇が、 自らにとっての新しい表現方法の一つとしてバレエと再び対峙します。 日本を代表するバレエダンサーの中村祥子との顔合わせから練習風景、 クランクアップまでを追います。

昨年末の顔合わせと曲決めを経て、再び集まった二人。個々にウォームアップを行い、振り付けの練習を開始する。バレエのレッスン自体は約15年ぶりという門脇だが、その言葉が嘘のように振り付けを吸収していく。プロのバレエダンサーを志すも中学2年生のときにその夢を諦め、一時期はバレエ音楽を聞くだけでも感傷的になっていたという彼女。だが、仕事を通じて踊る機会が増え、役者としてのダンスとの向き合い方に気付いてからは気持ちが楽になり、「バレエが良い表現方法の一つとして、また自分の手もとに返ってきたという感覚が強い」と語る。

本番の1週間前にも、動きを確認するために集まっていた二人。いよいよ撮影当日、自然豊かな横須賀美術館での撮影は厳しい寒さに包まれたが、二人の表現者はそれを微塵も感じさせず、情緒豊かなダンスを披露する。振り付けのテーマは“過去と未来”。前半は、どこかで出会っていたかもしれない、あるいは過去になりたかった自分の姿かもしれない二人が交差し、その出会いにより世界が広がっていくイメージを表した。後半はペイントを使った表現に挑戦。「自由に動くことを最優先した」と話す中村の言葉通り、色とりどりのペンキに染まりながら踊り続ける二人。色鮮やかな未来を思わせる軌跡が、白いキャンバスへと描かれていく。

撮影が終了し、「すごくすっきりしました」と語る門脇。「ストレスが溜まったり、今、人になかなか会えない状況のときに、ちょっとむしゃくしゃしたら、皆公園で踊ってみたら良いのでは」と微笑んだ。中村も「今回はそれぞれが楽しいとか、挑戦とかいろんな想いを持って、音楽がかかった瞬間は踊っていたんじゃないかなと思います」と今回のコラボレーションを笑顔で振り返った。

 

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