アートストレージとホテルの複合施設「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」7月15日(水)グランドオープン
ローカルの新しい魅力をシェアするリノベーションホテル「THE SHARE HOTELS」は、8号店「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS(カイカ トウキョウ バイ ザ シェア ホテルズ)」を、7月15日(水)グランドオープンします。
KAIKA 東京は、築54年(1966年築)の地下1階地上6階建ての倉庫ビルを再生した、アート作品を公開保管しておく「アートストレージ」(収蔵庫)とホテルが融合したコンテンポラリーアートの新しい拠点です。KAIKA(カイカ)という施設名称には、見せる収蔵庫を意味する「開架」という意味に加え、日本のアート文化を広め「開化」させたい、さらに将来的にはアーティストの才能「開花」をサポートしたい、という想いが込められています。国内外の観光客に人気のアートや文化の施設を持つ墨田区は幅広い文化芸術活動を促進しており、KAIKA 東京もその一翼を担える場となることを目指してまいります。
その一環として実施した、館内に収蔵・展示するアート作品の公募<KAIKA TOKYO AWARD>では、審査員を東京藝術大学大学美術館長・教授の秋元雄史氏とアーティストの舘鼻則孝氏が務め、受賞作品は館内共用部に収蔵・展示しております。また、本施設のグランドオープンを記念いたしまして、審査員を務めた舘鼻氏による企画展 “舘鼻則孝「FORM AND COLOR」”を、8月16日(日)まで開催します。
公式ウェブサイト:https://www.thesharehotels.com/kaika/
KAIKA 東京のアートストレージについて
1F、B1Fの共用部に設計したアートストレージを、日本を代表する計6つのアートギャラリーが公開保管スペースとして利用することで、来訪者に特別な空間体験を提供します。
宿泊者以外の方もご利用いただけるバーラウンジや、地階にある宿泊者専用ラウンジなどもアートストレージに隣接しており、アートの裏側を身近にお楽しみいただけます。
企画展 “舘鼻則孝「FORM AND COLOR」”の開催について
<KAIKA TOKYO AWARD>で審査員を務めた舘鼻氏による企画展 “舘鼻則孝「FORM AND COLOR」“を、7月15日から8月16日までの間、1階の「STORAGE 1」で開催します。
開廊時間:8:00-20:00
<KAIKA TOKYO AWARD>について
KAIKA 東京では、施設のコンセプトである「アートストレージ」(収蔵庫)を形作る取り組みとして、館内共用部に収蔵・展示するアート作品の公募<KAIKA TOKYO AWARD>(企画・運営:株式会社ノエチカ)を実施し、2020年1月20日~2月21日の募集期間で、全国から絵画、陶芸、彫刻など235点の作品の応募がありました。
秋元雄史氏、舘鼻則孝氏による審査で選出された受賞作品・入選作品は、2022年3月末日まで、約2年間の収蔵・展示を予定しております。これらの作品は、アート・コミュニティプラットフォーム「ArtSticker」に掲載します。オンライン上でも鑑賞することができ、他の人の感想ものぞいてみることができます。
(※ArtSticker:アーティストを直接支援することで新たなお金の流れを生み出し、アートをよりひらかれたものにすることを目指すプラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストまで、多彩なジャンルの作品を収録しています。)
ArtStickerダウンロードページ:https://artsticker.app/r/dl
KAIKA TOKYO AWARD ページ:https://artsticker.app/share/events/detail/153
《受賞作品・入選作品》
KAIKA TOKYO AWARD 大賞
新藤 杏子「drawing of one day」
秋元 雄史 賞
梶浦 聖子「色を聴くウサギ」
舘鼻 則孝 賞
加藤 智大「iron-oxide painting “W.S./T****68”」
入選(作家名50音順)
諫山 元貴「Objects #4」
井上 瑞貴「Night drive(2)」
内田 涼「by whom」
荻原 賢樹「無題(工場で働く人)」
クニト「落ちてきた小さき部屋」
近藤 尚「Instrumental Furniture」
DAIGO「雪」
高木 基栄「硝像 -精神分析-」
都築 崇広「汚れの絵画/集積地」
中北 紘子「PETALS」
柳 早苗「ソレイユ Au fil du temps / ときを縫う」
山本 恵海「器」
吉田 一民「岩場の男」
客室について
客室は、ストレージ空間の雰囲気を引き継ぎなら、落ち着きと心地良さを感じる素材や色で設計しました。個室タイプ10種類73室をご用意。定員2名、4名の客室を中心に6名部屋まで様々なバリエーションの客室をご用意しております。
その他の主な共用部について
1.BAR KAIKA|バーラウンジ(1F)
1階のアートストレージ区画に隣接したバーラウンジ(全52席)です。
夜は宿泊者以外の方もご利用が可能で、薫り高い日本茶カクテルやコーヒー、ジャパニーズフィンガーフードをお楽しみいただけます。飲食監修はTHE SHARE HOTELSの「KUMU 金沢」も手掛けた「おまめ舎」(石川・野々市)が担当。お茶の楽しみ方を現代に提案する「EN TEA」(佐賀・嬉野)が厳選した高品質の茶葉を使用、茶釜等の茶道具は金工作家・竹俣勇壱氏が制作・監修しています。コーヒーは地域のコミュニティカフェとして知られる「東向島珈琲店」(東京・墨田)がセレクトしたシングルオリジン豆を使用しています。
朝は宿泊者限定で、メインメニューが選べる朝食をご用意しています。
営業時間:バータイム 19:00-24:00(Lo.23:30)
2.STORAGE 1|企画展示スペース(1F)
建物のエントランスに面したアートストレージ区画「STORAGE 1」では、アーティストやギャラリー、コレクターにフォーカスをあてた企画展を定期的に開催してまいります。宿泊者以外の方もご覧いただけます。なお、開業に合わせて企画展 “舘鼻則孝「FORM AND COLOR」”を開催いたします。
3.SHOWCASE|スーベニアショップ(1F)
フロント横の「SHOWCASE」では、アートストレージの入居ギャラリーの所属アーティストに関するプロダクトや書籍、作品等を販売します。マーチャンダイジングは株式会社メソッドが担当し、アートのスーベニアとして提案します。
4.LOUNGE|ラウンジ(B1F)
宿泊者専用の地下ラウンジでは、隣接するアートストレージやKAIKA TOKYO AWARDの受賞作品を眺めながらおくつろぎいただけます。電子ケトル、電子レンジ、お皿・カトラリー類、ランドリー、自動販売機をご自由にお使い頂けます。
<概要>
KAIKA 東京by THE SHARE HOTELS(カイカ トウキョウ バイ ザ シェア ホテルズ)
[グランドオープン日]
2020年7月15日
[URL]
https://www.thesharehotels.com/kaika/
[所在地]
東京都墨田区本所2-16-5
[交通]
都営浅草線浅草駅徒歩8分、本所吾妻橋駅徒歩9分、都営大江戸線蔵前駅徒歩9分
[構造]
鉄筋コンクリート造地上6階 地下1階建
[建築年月]
1966年
[延床面積]
3,764.50平方メートル
[建築面積]
507.89平方メートル
[客室数]
73室
[定員]
254名