ART・美術NEWS

「昭和の絵師」と呼ばれた漫画家、上村一夫のART Exhibition「manazashi」開催!

詳細:https://store.tsite.jp/daikanyama/

代官山 蔦屋書店では、CENTRO(WMJ)プロデュースによる上村一夫・生誕80周年プロジェクトの一環としてアートエキシビジョン「manazashi」(眼差し)を開催。同氏の貴重な原画や、表紙を手がけた幻の書籍や雑誌、レコードジャケット、そして愛用品などを展示します。

また代官山 蔦屋書店とのオリジナル限定グッズや、いまや絶版になった書籍なども販売します。限定グッズに関しては、7月20日(月)より、代官山 蔦屋書店オンラインショップで発表予定。

また、今回はより上村一夫の世界を堪能できるように、2号館2階のカフェラウンジ「Anjin」のソファ席のガラスケース内に本人ゆかりの品々の特別展示も実施します。コーヒー片手にあなただけの上村一夫の特別な時間をお楽しみ頂けます。

上村一夫が遺した作品の世界に触れる特別な日常。
上村一夫を知っている人も知らない人も、上村一夫に出会ってみませんか。

その流麗な筆画から「昭和の絵師」と呼ばれた漫画家、上村一夫(1940-1986)。

広告代理店でのイラストレーター時代に後の作詞家・阿久悠と出会い、劇画界へ。1970年代初頭、代表作『同棲時代』が一大旋風を巻き起こし「同棲」は当時の流行語にもなりました。月に400枚もの原稿を描き上げる一方、毎晩のように酒を飲んでは夜の街に繰り出す日々。

没後は国内にとどまらず、ヨーロッパを中心に翻訳版が出版され、原画も展示されました。2017年にはアングレーム国際漫画祭にて『離婚倶楽部』が遺産賞を受賞。今もなお各国で絶大な人気を誇っています。

映画化された『修羅雪姫』(原作:小池一夫、作画:上村一夫)に感銘を受けた、鬼才クエンティン・タランティーノ監督が、映画『キル・ビル』の中で、オマージュしたカットを作ったのは有名な話。

45歳という短い生涯を駆け抜けた上村の絵は、いま見ても息を飲むほど。その独特の絵柄で描かれた妖艶な女性たちは、どこか切なさを秘めながらも、燃え上がる情念の華を咲かせています。彼女達のまなざしにあるものは一体……。

 

<イベント概要>

上村一夫 ART Exhibition「manazashi」

[会期]
2020年7月24日(金)~8月9日(日)

[時間]
9:00~22:00

[場所]
代官山 蔦屋書店 2号館1階 階段下ギャラリースペース(旧山手通り側)

[主催]
代官山 蔦屋書店

[共催・協力]
株式会社CENTRO 上村一夫オフィス

[詳細]
https://store.tsite.jp/daikanyama/