原作・又吉直樹、主演・渡辺大知、映画『僕の好きな女の子』予告編・キービジュアル解禁!
原作・又吉直樹、監督・脚本に新進気鋭の劇作家・玉田真也。又吉作品特有の平凡でささいな瞬間を切り取る優しい目線と玉田監督の空気を鮮明に映し出す脚本・演出で、恋愛を経験した人なら誰でも共感できる切なさや痛さが散りばめられた映画『僕の好きな女の子』の予告編・キービジュアルが公開された。
主人公の加藤を演じるのは渡辺大知、本心がつかめないヒロイン・美帆役には奈緒。ふたりの小気味の良いテンポのある男女の会話劇は必見です。美帆の恋人役には仲野太賀。玉田監督と共に演劇で活動している個性的なキャストたちも脇を固めており、世の中に溢れる「恋愛映画」とは一味違う、純粋な男の子目線の等身大で非キラキラ系の恋愛映画です。
「好き」というだけなのに、どうしてこんなに難しいのだろう」ー
予告編の冒頭で「ちゃん加藤!」と、ニックネームで呼びかける奈緒演じるミホは、渡辺大知演じる加藤に笑いかけ、加藤はそんなミホに振り回されている様子。だがある日、「好きな人できたの?」という加藤の問いかけに、「うん」と答えられてしまうー。友人からはミホのことを「ビッチだ」などと言われるが、「ふたりの間でしかしない振る舞いがあるんだよ」などと言う加藤。好きなのに、伝えることでこの関係が崩れてしまうなら・・・と戸惑い、気持ちを我慢する加藤とミホの恋の行方が気になる予告編に仕上がった。また、キービジュアルは、そんな二人のとても楽しそうでまるでカップルのような姿でありながら、「今突然、好きだと伝えたら、キミは何て言うだろう」という、友達以上恋人未満である様子が見受けられ、男性の切ない恋心が表現されている。
思い通りにならない君だけど、君と言う存在が僕の期待を裏切ったことは一度もない。会うと些細なことで笑い合っている。バカなことをしてツッコんだり するけど、本当はエルボーとかキックとかじゃなくて君に触れてみたい。ドラマの脚本も気付けば君を書いてしまう。友人たちにはキミの魅力も煮え切らない関係性も全く理解されない。だけど一歩踏み出してこの関係が壊れてしまうなら、今のままの君との関係で十分幸せだ。きっと僕の好きな人は永遠に僕のことを好きにならないから。
映画『僕の好きな女の子』
2020年8月14日(金) 新宿シネマカリテ 他にて公開
[出演]
渡辺大知、奈緒、山科圭太、野田慈伸、前原瑞樹、萩原みのり、後藤淳平(ジャルジャル)、福徳秀介(ジャルジャル)たくませいこ、児玉智洋(サルゴリラ)秋乃ゆに、濱津隆之、東龍之介、柳英里紗、長井短、朝倉あき、徳永えり、山本浩司、仲野太賀
[監督・脚本]
玉田真也
[原作]
又吉直樹(別冊カドカワ総力特集「又吉直樹」内「僕の好きな女の子」)
[主題歌]
「友達じゃがまんできない」作詞・作曲 前野健太
[制作]
吉本興業、TBSテレビ
[制作プロダクション]
MOTION GALLERY STUDIO、コギトワークス
[製作・配給]
吉本興業
[URL]
公式HP:https://bokusuki.official-movie.com/
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2019/カラー/アメリカンビスタ/DCP / 90分