NEWSPRスポーツ

ラグビーテストマッチ パブリックビューイングイベント「東京ラグビーファンゾーン2018」開催

東京都は、2019年(平成31年)9月20日から11月2日にかけて日本全国12会場で行われるラグビーワールドカップ2019(TM)の気運を醸成するため、2018年11月3日(土)に味の素スタジアム(東京スタジアム)で開催されたラグビーテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2018」(日本代表 VS ニュージーランド代表)に合わせ、有楽町インフォスにて同試合のパブリックビューイングイベント「ラグビーファンゾーン2018」を行いました。

山崎紘菜さん、伊藤剛臣さん、佐々木隆道選手、村田毅選手

当日は、ラグビーワールドカップ2019(TM)開催都市特別サポーター(東京)の山崎紘菜さん、元ラグビー日本代表でラグビーワールドカップ2019(TM)アンバサダーの伊藤剛臣さん、元ラグビー日本代表の佐々木隆道選手、村田毅選手といった豪華なゲストと来場者の皆さんが共に日本代表選手を3つの大画面で観戦し、応援。試合前後、及びハーフタイムでは、ゲストによる試合の見どころや解説を含んだトークショーも開催されました。会場にはラグビーファンをはじめ、延べ2,800人の方が集まり、ラグビーワールドカップ2019(TM)に向けて大いに盛り上がりました!

試合直前トークショーでは、ラグビーの魅力や日本代表VSニュージーランド代表戦の見どころについてゲストが熱く語りました。

伊藤さんは、「自分が日本代表として試合に出場していたとき、毎回緊張とプレッシャーでえずいていた。」と代表選手時代の苦悩を明かし、「前回のワールドカップを経験して、日本代表チームは大きく変わった。それまでは強豪国とはテストマッチを組めなかったけれど、2005年の活躍以降、世界の日本に対する見る目が変わったと思うし、それは選手にとっても日本にとっても大きな変化だったように思います。今日のニュージーランド戦では、日本代表が得意とするセットプレーで仕掛け、日本のテンポでアタックしていってほしい。」と力強く語りました。村田選手は、「今、日本は追い風だと思います。国を背負う責任感を忘れずに戦いたいです。」と意気込んでいました。

前回のラグビーカップはドラマの撮影期間中のために一人で宿泊先のホテルのテレビで観戦したという山崎さんは、「勝った瞬間、嬉しくて大号泣したのですが、感動を共有できる人がいなくて悲しかったです。来年のワールドカップは絶対に会場で観ようと決めています。」と、来年に控えたラグビーワールドカップに掛ける熱い想いを語りました。

試合が始まると、白熱したプレーに思わず見入って言葉を失うゲストたちに「ここ、お家じゃないから!」と山崎さんがコメントを促すという微笑ましい場面も。日本代表はニュージーランド代表に先制点を奪われるも、前半4分に日本代表のアニセ サムエラ選手がトライ。続けて田村優選手がゴールを決めて7点を奪うと、会場は一気にヒートアップ!試合の緊迫する局面では「ニッポン!さくら!ラグビー!」という伊藤さんが試合前のトークショーで提案した掛け声に合わせ、会場の観客・ゲスト一体で応援しました。ニュージーランド代表の猛攻に圧倒される中、前半終盤でゴールライン手前5mの位置での攻守戦の末、ラファエレティモシー選手がトライを決めると、ゲスト全員が立ち上がってガッツポーズ!盛り上がる観客とハイタッチをして喜びを分かち合いました。

19対38と、オールブラックス優勢で開始した後半は、勢いづくニュージーランドに失点を許すも、粘り強く食らいつく日本代表選手たち。両選手たちの熱い闘いに、伊藤さんが思わず「俺もタックル入りたい!」と叫ぶ場面も。後半12分に田村優選手のキックパスを繋いだヘンリー・ジェイミー選手がトライを決め、後半30分にはオールブラックスの固いディフェンスに負けずにボールをキープしたラファエレ選手がトライを奪取しました。31対69で日本代表は敗れましたが、世界最強軍団と名高いオールブラックスから5トライを奪う日本代表の大健闘に会場は大きな盛り上がりを見せました。

試合後、興奮冷めやらぬ山崎さんは「来年は東京で最高のラグビーが観られる一生に一度の機会。ラグビーファン一人一人が広告塔となって、ラグビーを盛り上げていきましょう」と会場に応援を呼びかけました。

 

フードカーやラグビー体験ブースに優勝トロフィーの実物展示も。来場者が楽しめるコンテンツも満載

会場には当日の対戦国であるニュージーランドをはじめ、ラグビー強豪国の名物料理が登場。世界各国の珍しいビールも販売。

また、ラグビーワールドカップ2019(TM)巨大ボールモニュメントや優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」の展示のほか、オフィシャルグッズの販売コーナーも。応援グッズを身に着けて応援するファンの方も多く見られました。

選手の一員となってスクラムを組んだり、ラグビー選手たちの力強いリフトアップを体験できるなど、ラグビーの迫力を実際に体験できるラグビー体験コーナーもあり、たくさんの参加者の方々が、普段は体験できない高さでのボールパスを体験し、歓声をあげながら大いに盛り上がりました。

 

試合への興奮をより盛り上げるステージコンテンツも

会場では、試合を盛り上げるためにラグビー応援ユニットのKAGAJO☆7によるミニライブ、そしてHIP-HOPアーティストのSEAMOさんによるスペシャルライブが開催されました。SEAMOさんが曲の合間に日本代表を応援する掛け声をかけると、会場の観覧者も声を合わせて声援を送りました。

「ちょっとしたことだってもうボランティア」を合言葉に、ボランティア活動を推進する「#ちょいボラ」PRステージも開催。「#ちょいボラ」メンバーであるモデルの池田美優(みちょぱ)さん、俳優の菅谷哲也さん、お笑い芸人の地球さんも登場し、短時間で自分のペースで参加できるボランティア活動について、池田さん・菅谷さん出演の「#ちょいボラ物語」のムービーコンテンツとともに紹介しました。

 

2019年のラグビーワールドカップ2019(TM)開催に向けて、開幕式や開幕戦を中心とする主要な試合が見られるホストシティ東京都では、今後も日本代表選手のテストマッチに合わせたパブリックビューイングなど開催都市ならではの様々なイベントを行ってまいります!