柳明日菜、初監督・脚本・主演の映画『レイニー ブルー』が7月18日よりアップリンク吉祥寺にて劇場公開
2025年3月の大阪アジアン映画祭で初披露となり、観客の反響を呼んだ現役高校生による初監督・脚本・主演作品・映画『レイニー ブルー』が、2025年7月18日(金)よりアップリンク吉祥寺にて劇場公開されることが決定しました。

本作は日本映画界の名優・笠智衆の故郷である熊本県玉名市・玉東町を舞台に、同じく同郷の柳明日菜による初監督・脚本作品。「映画は人生を変える出会い。私も映画を創って人の心を動かしたいー」撮影当時、現役高校生だった柳明日菜が学校に行けなかった時期の葛藤、実体験を描いた青春群像劇となります。
主演は映画『緑のざわめき』(23/夏都愛未)『メンドウな人々』(23/安田真奈)の柳明日菜。共演には熊本出身の高良健吾、中島瑠菜、小沢まゆ、そして、笠智衆の孫にあたる笠兼三ら実力派の俳優陣が参加。また、徳永英明の名曲「レイニーブルー」が劇中では挿入されており、少女の不安的な日常を見事に表現しています。
監督・脚本・主演/柳明日菜 コメント
私の中学・高校は、日本のお父さんと呼ばれた俳優・笠智衆さんの卒業校です。
私の家も笠さんの生家に近く、さらに私の生まれ年や中学入学年が笠さんとちょうど100年違いという不思議な縁があります。少し自慢したくなる話ですが、同級生の誰も知らないのが少し残念です。私は、映画や演劇などの文化芸術には「触れた人の心を変える力」があると信じています。私自身、10代の頃、同世代の演劇作品に心を動かされ、「10代のうちに映画をつくる」という夢を持ちました。何をどう始めればいいのかもわからない中、がむしゃらに動き、試行錯誤を重ね、もがきながらも少しずつ形にしてきました。
この映画が、人々の心に新たな灯火を届け、映画の持つ力を再確認できる作品となることを願っています。
小沢まゆ コメント
完成した本編を観た時、熊本に居た頃の高校時代の自分を思い出しました。
女優になりたいとの夢を抱き、どうすれば夢に近づけるのかと模索していた日々。
この映画は、遠くにあるかどうかの小さな光を見つめていたあの頃の私をそっと抱きしめ、その光を目指して遠回りしたり立ち止まったりしながら歩んできた今の私を丸ごと肯定してくれたようで、涙が溢れて仕方ありませんでした。撮影当時高校生だった柳明日菜監督の豊かな感性と溢れるほどの情熱に満ちた本作は、過去から現在、そして未来への架け橋となる映画だと感じています。誰かの夢を軽んじたり、勝手に無理だと決めつけるのではなく、一緒に考え応援できる大人でありたいと改めて思わせてくれました。この映画が一人でも多くの方に届くことを願っています。
中島瑠菜 コメント
「寺田」を演じさせていただきました、中島瑠菜です。初めて台本を読んだとき、柳監督の描く世界観に圧倒されたのを今でも鮮明に覚えています。そんな物語の中で「寺田」という役を通じて作品に携わらせていただけたこと、本当に嬉しく思っています。また、撮影は私の地元・熊本で行われ、期間中はずっと温かく、幸せな時間を過ごさせていただきました。熊本の美しい景観とともに、柳監督をはじめ、素敵なキャスト・スタッフの皆さんが丁寧に紡いだ青春の物語を、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。
笠兼三 コメント
「レイニーブルー」の現場は様々な愛情に溢れていました。映画への愛、地元への愛、スタッフ陣の監督への愛、そして監督の笠智衆愛。そんな諸々の愛情がどのような作品として結実するのか。熊本の夏はとにかく「熱」く、幸せな時間を過ごさせていただきました。柳監督、楽しい現場をありがとう。また呼んで下さいね。
笠智衆に憧れた17歳少女の不安定な日常を描いた青春群像劇
主人公の中山蒼(17)は映画同好会のたった1人の部員。彼女が敬愛する映画人は同郷の大先輩・笠智衆。夏の日の放課後、部室からボロボロの1冊の脚本が見つかります。
「この脚本は何?誰がどんな気持ちで書いたんだろう?」蒼の妄想がどんどん膨らんでゆきます。高校卒業後の進路を周りからとやかく言われるのが億劫な蒼。憂鬱な日々。
ある日、ラジオから流れてくる曲「レイニーブルー」。「私、何やってるんだろう?」
ぎくしゃくする父との関係、味方か敵かよくわからない学校の先生、癖のあるクラスメイト。笠智衆生誕の地である玉名地域の人間模様と共に描く、17歳の蒼の日常、そして小さな感情の揺れを丁寧に描いた青春群像劇です。
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