世界的なデジタルアーティスト・長谷川章による「デジタル掛け軸」を上映!
東京上野・不忍池にある水上音楽堂で2021年2月3日、世界的なデジタルアーティスト・長谷川章氏による「デジタル掛け軸」の上映を中心としたイベント「PEACE OF LIGHT」が開催される。コロナ禍のなかで、医療従事者への応援・まちの復興・鎮魂といったさまざまな想いを、都心有数の自然環境を有する慰楽の空間である不忍池から表現・発信しようと、上野の商店主たちが連携して企画している。
長谷川章氏の「デジタル掛け軸」は、パルテノン神殿をはじめ、アメリカ、ブルガリア、中国など国内外で上映され、国際的な評価を受けてきたデジタルアートで、都内の公園では「PEACE OF LIGHT」が初披露となる。床の間の掛け軸からインスピレーションを得て発明されたもので、一度として同じ映像はなく、同じ色彩はない、まさに「一期一会」のアートと言われる。今回のイベントでは、不忍池と上野の町をつなぐシンボルである水上音楽堂の内部全体を、圧倒的な光で包み込む。
今回の「PEACE OF LIGHT」では、そのデジタル掛け軸の光に織り込むように、3つのパフォーマンスがコラボレーションして上演される。まずは、アーティスト達が制作した光の中に佇む祈りの動物オブジェに地元商店主がキャンドルを持ち寄るパフォーマンス。続いて、光に導かれ寄り添うような美しいピアノとソプラノの演奏。最後に、古典尺八の持つ「一音成仏」のコンセプトをデジタル掛け軸に融合させる尺八の演奏が行われる。トータルで90分ほどの配信が予定されている。
企画を中心になってプロデュースしている上野二丁目仲町通り商店会・副会長の前川弘美さんは「長谷川さんはじめアーティストさん達に熱意を伝えたところ、皆さん意気に感じてくださった。そして不忍池・水上音楽堂に惚れ込んでも下さっている。当然、観客有りでやりたい気持ちもあったが、逆に今の時期だからこそ開催する意義も感じている。皆さんの気持ちを水上音楽堂に集め、世界に向けて魂の癒しのひとときを届けたい」と話す。
配信予定時間は2021/2/3(水)17:30~19:00。配信はYoutubeで行われ、8K映像による美しい映像が楽しめる。なおこの企画は、野二丁目仲町通り商店会と池之端仲町商店会、さらに地元のまちづくりに協力している各種団体が連携して進めている「しのばず遊ぼう!池と町( https://www.shinobazu-asobo.com/ )」プロジェクトの目玉コンテンツとして配信される。
PEACE OF LIGHT
[スケジュール]
2021/2/3(水)17:30~19:00
17:30 デジタル掛軸「水上音楽堂 ピース・オブ・ライト」配信開始
17:40 特別プログラム1. 祈りの動物オブジェ+キャンドルパフォーマンス
18:20 特別プログラム2. コラボレーション演奏「祈り」
18:40 特別プログラム3. 尺八古典本曲「虚空」
19:00 配信終了
[会場]
水上音楽堂(上野恩賜公園内)
※本企画はオンライン配信でお楽しみください。会場への来場はご遠慮ください。
[主な参加アーティスト]
長谷川章 Akira Hasegawa(デジタルアーティスト)
塩見亮介 Ryosuke Shiomi(動物オブジェ制作)
山田勇魚 Isana Yamada(動物オブジェ制作)
鶴田朱里 Shuri Tsuruta(動物オブジェ制作)
木村優希 Yuki Kimura(ソプラノ)
有岡奈保 Nao Arioka(ピアノ)
黒田鈴尊 Reison Kuroda(尺八)
[主催]
上野二丁目仲町通り商店会・池之端仲町商店会
[協力]
アーツアンドスナック運動、東京文化資源会議スポーツ文化資源PT、藝を育むまち同好会、合同会社コマンドA、デジタルアーティスト長谷川章、CamerataProject、柴田屋酒店、不忍池辯天堂、黒田鈴尊、スノーカンパニー
[後援]
上野観光連盟
[詳細ページ]
https://www.shinobazu-asobo.com/project01