地域
すごい指:フィンガーメイド時代のピクチャープレーン
6月3日 @ 18:00 - 6月23日 @ 23:59
- 入場無料

エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:加藤信介、以下 ACA)が運営する夜のオルタナティヴ・スペース「WALL_alternative」では、2026年6月3日(水)から6月23日(火)まで、アーティスト・布施琳太郎によるキュレーション企画「すごい指:フィンガーメイド時代のピクチャープレーン Awesome Fingers : Picture Planes from the Fingermade Era」を開催いたします。
本展では、「指」をキーワードに、現代社会を形づくるテクノロジーや身体感覚を再考する作品群を紹介します。会場には、絵画、写真、映像作品に加え、国内外のミュージックビデオも並び、ジャンルを横断した体験を通して、私たちの感覚やコミュニケーションの変化を多角的に捉えます。
タッチスクリーンやトラックパッドに触れる「指先の動き」は、日々のコミュニケーションや思考、欲望、さらには社会との接続のあり方そのものを変化させています。本展覧会は、そうした現代社会を形づくるテクノロジーについて、「指」に着目したさまざまな芸術作品を通して考察する実験的な試みです。
キュレーションを手がける布施琳太郎は、現代のテクノロジー環境における創作活動が、手ではなく指先の動きによってなされていることに着目しています。今日の表現者たちは絵画、音楽、映像、写真、執筆などを、ひとつの画面を通じて生み出しているのです。しかしそれは個人的で身体的な行為が、巨大なテクノロジーシステムに絡め取られていくことも意味します。本展には、指先に集約される表現の時代のなかを生きながら、それでも自分なりの表現を模索し続けるアーティストがキュレーションされました。
布施は、スマートフォン以後の都市における「孤独」や「二人であること」をテーマに、作品制作だけでなく執筆活動やキュレーションによってアートシーンへの批評的な介入までを展開。近年では、ルーブル・アブダビ、国立西洋美術館、金沢21世紀美術館、各地の国際芸術祭など国内外で作品を発表しています。自身によるキュレーション企画は、昨年葛西臨海公園を舞台に実施されたツアー式展覧会『パビリオン・ゼロ』以来、1年ぶりとなります。
出展アーティストには、小林健太、田中勘太郎、中西伶、米澤柊が参加します。
会場では愛してる.com(大森靖子/2016年)をはじめ、現代的な身体感覚やインターネット以後の視覚文化を象徴する国内外のミュージックビデオも複数上映予定です。