地域
植田爽介 × 田中岳舟 二人展「不可視の痕跡」
2月26日 @ 13:00 - 3月22日 @ 19:00

YUGEN Galleryは、2026年2月26日(土)より、開廊4周年を記念した企画展〈後期〉「不可視の痕跡」を開催します。
4周年記念展では、前期・後期それぞれ異なる視点から現代アートの多様な表現を紹介しています。後期となる本展では、作品の中に宿る「見えないもの」に焦点を当てます。
芸術とは、単に目に映る形や素材を提示するだけでなく、時間の流れや身体の緊張、思考の積層といった不可視の要素を作品として定着させ、鑑賞者の知覚をひらく営みでもあります。本展に参加する植田爽介と田中岳舟は、版画と書道という異なる表現を用いながら、このテーマに応答します。
版画は工程の蓄積によって時間の重なりの痕跡を定着させる表現であり、書は今この瞬間の痕跡を刻む表現です。その一方で、書もまた反復の積み重ねの中から選び取られた一瞬が作品となり、版画にも刷りや剥がしの決定的な瞬間が存在します。両者は異なる時間の構造を内包しながらも、目に見えないもの–時間、身体、思考の痕跡を一つの作品に凝縮していきます。
本展で立ち上がるのは、形の背後に潜む時間の層であり、制作の過程に宿る気配です。版画と書、それぞれの表現が刻む痕跡を通して、「見えないもの」が作品として現れる場となるでしょう。
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