The Clearing
11月3日 - 12月26日

東京・青山のスペースアンは、アフリカ系ディアスポラの現代アーティストによるグループ展「The Clearing(クリアリング)」を開催します。本展は、キュレーターで作家のエコー・エシュンが企画し、絵画を中心にブラック・コミュニティの記憶と想像力を探ります。
展覧会タイトル「The Clearing(開けた場所)」は、作家トニ・モリスンの小説『ビラヴド』に登場する、森の中にある特別な空間に由来します。そこはブラック・コミュニティの人々が集い、癒やし合い、愛を育み、外部の敵意ある視線から一時的に解放される場所。本展は、この「集うこと」を、単なる交流を超えた抵抗・回復・創造の行為として捉えています。
ネンギ・オムク、ソラ・オルローデ、オキキ・アキンフェ、アーサー・ティモシー、クウェシ・ボッチウェイらの作品を通して、ブラック・サブジェクティビティ(主体性)を「見せる/見せない」という対立構造から解放し、夢を見て、変化し、新しい世界とつながる広がりのある存在として描き出します。
会期
2025年11月3日(月)~12月26日(金)
会場
Space Un(スペースアン)
東京都港区南青山2-4-9 KLO 南青山ビル 1F
https://www.spaceun.tokyo/
出展作家
ネンギ・オムク|Nengi Omuku
ソラ・オルローデ|Sola Olulode
オキキ・アキンフェ|Okiki Akinfe
アーサー・ティモシー|Arthur Timothy
クウェシ・ボッチウェイ|Kwesi Botchway
キュレーター
エコー・エシュン|Ekow Eshun
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