文化遺産調査特別展「千住宿400年」
2025年10月21日 @ 09:00 - 2026年1月11日 @ 17:00

足立区立郷土博物館では、2025年10月21日(火)より千住宿開宿400年を迎えた千住の旧家で受け継がれてきた美術品などを10月21日から展示します
千住は、1625年に日光・奥州道中の第一の宿場「千住宿」として整備され、2025年に「千住宿開宿400年」を迎えました。江戸時代には品川宿・内藤新宿・板橋宿とともに、江戸四宿の一つに数えられ、約1万人が暮らす江戸最大の宿場町でした。千住宿では、豊かな商家の旦那衆は書画や俳諧をたしなみ、江戸の文人たちと交流することで独自の文化を築いていきました。
商家の旦那衆はその経済力で文人たちの活動を支え、彼らは祭礼品や掛け軸などの制作に力を注ぎました。普段の暮らしの中で使われていたこのような美術品が、震災や戦禍を免れて伝えられ、近年、千住の旧家や寺社から数多く発見されたことで、専門家からは千住のまちは「美と知性の宝庫」と称されています。
今回の特別展では、2012年から取り組んできた文化遺産調査で発見された美術品や、千住の歴史・文化を語る貴重な作品・資料を展示します。
イベント最新情報は公式サイト・SNSにてご確認ください。