展覧会「振動（Shindō）』

UltraSuperNewは、東京・渋谷のオフィス併設のオルタナティブスペース「Kura」にて、2025年6月21日(土)から7月5日(土)まで、日本のミクストメディアアーティスト・栗城優介とフランスのアーティストのヴィンセント・ルフィンによる2人展『振動（Shindō）』を開催します。

クリエイティブエージェンシーでありながら、原宿にもアートギャラリーを構えるUltraSuperNewが、2024年末にオフィスビルの屋上に新たにリニューアルオープンした「Kura」。第9回目となる今回は、「見えないものを、見えるようにする」という芸術の力をテーマに、異なる背景を持つ2人のアーティストがつくり出す、不思議で魅力的な世界を展示いたします。

遠くから聞こえるような気配や静かに流れる空気、目に見えないエネルギーなど、作品を鑑賞しながら気づくさまざまな「振動」。かつて、ドイツ人画家のパウル・クレーが「芸術は見えるものを再現するのではなく、見えるようにする」と残したように、この展覧会では普段無意識に認識している“見えないもの”を可視化させ、色や形、素材の響き合いを通して、心や身体がそっと揺さぶられるような感覚を体験できます。