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企画展「書の地形学」
4月25日 @ 13:00 - 5月12日 @ 19:00

YUGEN Galleryでは2025年4月25日(金)より、現代美術としての「書」の新たな可能性に迫る企画展「書の地形学」を開催します。
本展では、山本尚志、AKIKO、Kazumi Okamoto、田中岳舟の4名の作家が出展。それぞれがオノマトペ、解体された文字、モノへの名付けといった手法を用い、「書」に内在する記号性と風景性の接続点を探ります。
書は一般的に、平面的な媒体として捉えられがちですが、本展では「音・かたち・名」という要素を起点に、地形学的な視点からその表現を再解釈。筆致や文字の枠を超え、三次元的な広がりを持つ“書”かれた風景を浮かび上がらせます。
近年、書は記録や文字という枠組みを超えた表現媒体として再評価の機運が高まりつつあります。こうした動きの中で、本展出展作家の山本尚志が監修する「ART SHODO CONTEMPORARY」には、80名以上の作家が参加。現代美術のフィールドで「書」の再定義を試み、これまで数々の自主企画展やコンペティションを通じて、多くの新進作家を輩出してきました。
今回の企画展では、山本に加えて、2024年10月から2025年2月にかけて実施された展覧会を経て選ばれた3名の作家が集結。伝統的な「書」の概念にとらわれることなく、今日的な表現を通じて、「書」の持つ可能性をより立体的にご体感いただける機会となります。
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