ヌケメ「Glitch Emroidery」

渋谷サクラステージ 4Fのアートコミュニティスペース 「re-search」。1月の展示は、アーティスト兼ファッションデザイナーとして活動するヌケメが、2011年より制作を続けている代表作グリッチ刺繍シリーズを紹介します。

グリッチとは、「データや機器の破損そのもの、もしくは破損しているが再生可能なデータの状態」を意味します。グリッチ刺繍は、コンピューターミシン用の刺繍データのバイナリ（2進数化された情報）を書き換え、針の動きに直接グリッチを起こすことで生み出される装飾技法です。 あえて誰もが見慣れたロゴやキャラクター部分を「グリッチ」させることで、鑑賞者の認識にバグを起こし、新たな視点を与えています。

本展では、キービジュアルとなっているキャンバス作品のシリーズに加え、パーカーなどに刺繍を入れたグッズも展開します。