花月啓祐 個展「 一筆のとなりに。」

みなとみらい駅直結のインテリア/ライフスタイルショップSEYMOUR内に展開中のアートギャラリー「MOKUMOKU（モクモク）」では、2024年9月18日より花月啓祐の個展を開催します。

今回の企画展では、新進気鋭の作家、花月啓祐による作品を展示します。花月は、地形や構造、そして周囲の状況がもたらす視覚的変化を探求する作家であり、環境と自然の美的観察をテーマに制作活動を行っています。本展で紹介する作品「一筆の隣り」は、彼の手作業によって作られた独自の支持体と色鉛筆で描かれた繊細な線が特徴です。麻糸で編まれた半透明のキャンバスの布目にフリーハンドで引かれた縦横の線は、光や角度、壁の色など周囲の環境によってその姿を変化させます。 また、和紙の使用により生じる透明度や色彩の違いが、作品にさらなる深みを与えています。花月の「一筆」に込められた思いは、私たちの日常に潜む美しさを新たな視点で捉えるきっかけとなるでしょう。