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Estelle Lagarde(エステル・ラガルド)写真展「Secrets d’ateliers ―アトリエの秘密―」
2024年9月5日 @ 10:00 - 2024年9月11日 @ 18:00
フォトギャラリー【シリウス】では、Estelle Lagarde(エステル・ラガルド)写真展「Secrets d’ateliers ―アトリエの秘密―」を9月5日(木)~9月11日(水)に開催します。
フランスのアルクイユにあるJulio Gonzalez municipal gallery(フリオ・ゴンサレス市立ギャラリー)の30周年(1992-2022年)を記念して、エステル・ラガルドは2021年、同ギャラリーがオープンして以来展覧会に出展したアルクイユの15人のアーティストを撮影。パット・アンドレア、ナタリー・バス、ケテバン・セラール、フランソワ・ドゥルベック、ローラン・エスケレ、ホセ・ガマーラ、ジェローム・ジェレス、イリス・ルヴァスール、ガブリエラ・モラウェッツ、森光子、パンチョ・キリチ、クリスティーナ・ルイス・グイニャスー、アントニオ・セギ、クリスティーナ・シシュコワ、ヤン・ヴォス。
エステル・ラガルドは銀塩写真のみを使用し、長いポーズが生み出す動きを好む。慎重に演出を検討し作り出された作品は、プリントが公開されたときに驚くような発見を約束してくれる。彼女にとって、ポートレートは演出と遊びの芸術であり、時にはエキストラを使ったり、作品に自分自身を登場させたりする。
アトリエはそこにまさに実在しているが、写真家が作ったセットによって姿を変えることもある。青いシャツを着ることに同意したホセ・ガマーラのアトリエには植物が飾られている。クリスティーナ・シシュコワが手にしている砂は、写真家によって置かれ、アーティストの指の間をすり抜けていく。ブルーのカーペットは、森光子の幾何学的な絵画における色のコントラストを、イリス・ルヴァスールの作品におけるシルク紙の柔らかさと軽さを、そしてヤン・ヴォスやフランソワ・ドゥルベックのようなアーティストの仕事ぶりを際立たせる。
作品とアーティストは、美的な演出の中で空間と一体化する。アーティストの現実と建築空間は、イメージのレトリックの中で彼らの創作と融合し、現実とその表現との間に、共時的・通時的な相互作用を生み出す。
2024年9月5日(木)~9月11日(水) 10:00~18:00
※最終日は15:00まで
※休館日:日曜日、祝日
アイデムフォトギャラリー【シリウス】
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル 2F
https://www.photo-sirius.net/
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