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特別展 「外国奉行と神奈川奉行 ―幕末の外務省と開港都市―」

9月21日 @ 09:30 - 10月20日 @ 17:00

特別展 「外国奉行と神奈川奉行 ―幕末の外務省と開港都市―」

今年は、安政元年(1854)に横浜で日米和親条約がむすばれてから170周年にあたります。この条約の締結によって、日本は欧米諸国と恒常的に外交をおこなう必要に迫られ、幕府は安政5年(1858)外国奉行(外国方)を創設します。一方、安政6年(1859)に開港された横浜には神奈川奉行が置かれることになりました。

外国奉行と神奈川奉行の研究・展示は、これまでほとんどおこなわれてきませんでした。外国方は外務省の前身にあたる組織で、幕末の厳しい国際環境のなか、幕府外交のかじ取りを担います。一方、神奈川奉行(所)は神奈川県(庁)の前身機関で、開港場周辺の行政をおこないつつ、居留地で外国人との折衝も担当したのです。このふたつの組織の検討は、近代の日本外交のルーツを考えるうえで非常に重要です。

今回の展覧会はPart1として外国奉行に、Part2として神奈川奉行にそれぞれスポットをあて、ふたつの組織の実態や幕末の「外交官」たちの姿、そして開港都市横浜の様相を、古写真・絵画・絵図・古文書など総計約150点の資料から紹介します。

会期

2024年9月21日(土)~11月24日(日) 9:30~17:00

Part1「外国奉行―幕末の外務省」
9月21日(土)~10月20日(日)

Part2「神奈川奉行―開港都市を治める」
10月26日(土)~11月24日(日)

※入館は16:30まで
※休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
※Part1 からPart2にかけては展示資料が全点入れ替わります

会場

横浜開港資料館 企画展示室
神奈川県横浜市中区日本大通3
http://www.kaikou.city.yokohama.jp/

観覧料

一般:500円
小・中学生・横浜市内在住65歳以上:250円
Part1・2共通入館券:900円(前売800円)
※毎週土曜日は高校生以下無料
※毎月第2水曜日「濱ともデー」は市内在住65歳以上無料

主催

公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団(横浜開港資料館)

共催

横浜市教育委員会

後援

外務省 駐日英国大使館 朝日新聞横浜総局 神奈川新聞社 産経新聞社横浜総局 東京新聞横浜支局 日本経済新聞社横浜支局 毎日新聞社横浜支局 読売新聞横浜支局 NHK横浜放送局 tvk FMヨコハマ