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大阪道頓堀クルーズイベント!空母《いぶき》が道頓堀に寄港

 5月24日 ( 金 ) より全国ロードショーされる映画『空母いぶき』の公開を記念し、空母《いぶき》をイメージしたステージ船が道頓堀に登場した。

自衛隊初の航空機搭載型護衛艦〈いぶき〉の艦長・秋津竜太を演じる西島秀俊、副長・新波歳也を演じる佐々木蔵之介、訓練航海の取材のため乗艦していたネットニュース社の新人記者の本多裕子を演じる本田翼、第5護衛隊群の一つ潜水艦〈はやしお〉の艦長・滝隆信を演じる髙嶋政宏、コンビニエンスストアのアルバイト店員を演じる深川麻衣の5名が道頓堀に登場すると会場は悲鳴のような歓声に包まれた。

挨拶の後、今乗っている船が“空母いぶき”仕様で約 14 分の 1 サイズですが、と振られた西島は「ちゃんとスキージャンプ型にもなっていて、ビックリしました」とコメント。するとすかさず佐々木が「大阪はね、カニを何十倍にしたり、ふぐを何倍にもしたりするんですよ」と大阪名物である特大看板をいじり、「でも今回の船は小さくするという、大阪風に言うとこれはたこ焼きの舟を何十倍にしたみたいな感じですかね」とお客さんの笑いを誘った。

また、この船の乗り心地を聞かれ、本田は「前を向いても横を向いても後ろを向いても、みんなに会えるので嬉しいです」とコメント。深川も「大阪に来た時はいつも橋の上から川を眺めているのですが、今こうやって船から皆さんの顔を見上げているのはとても不思議な気分です」と話していたら、髙嶋が「実は今日、コンタクトを忘れてしまいまして・・・正直何も見えていないんです(笑)お客さんがどのような顔をして見て頂いているのか。きっとべっぴんさんばかりなんでしょうね。残念です(笑)」と続け、会場からは笑いと共に拍手が起こった。

映画の見どころの話に移り、「この映画を観て、本当に戦争っていけないんだなってつくづく思いました。来てほしくないけれど、来るべきそういう瞬間に備えなくてはいけないのかなと思うぐらい、今の世界を描いた映画です。」と髙嶋が語ったのを受け、本田も「当たり前の日常を守ってくれている人がいる事を知れる映画です」とコメント。

西島は「現役の自衛官の方々に話を聞き、皆さん本当に大変な任務に就いていらっしゃいますが、家を出る時には必ず笑顔で家を出ると仰っていました。こういった方々のおかげで、いまこうやって平和に過ごせているのだと改めて感じます。日本にかつてない危機が訪れてそれにどう立ち向かっていくかという手に汗握る映画です。とにかく楽しんで頂いて、映画館を出た後に、平和に過ごしてるかけがえのない時間の大切さを感じて頂けたらこんなに幸せな事はありません。」とそれぞれ映画の見どころを語った。

最後に「せっかく大阪にお越しいただいたので、関西弁でメッセージをお願い出来ますか?ぶっつけ本番で!」と急遽 MC からの無茶ぶりが。ああでもないこうでもないとみんなで相談を始め「改めて関西弁で、って言われると恥ずいですよ!(佐々木)」と頭を悩ませていたが、最後には西島からお客さんも入れてみんなでやろう!と艦長役らしい提案が。

そして、「空母いぶき」の掛け声に続き、約5,000人の観客とともに「観にきてや~~~!!」の絶叫とともにイベントを締めくくった。

 

『空母いぶき』

2019年5月24日 ( 金 ) より全国超拡大ロードショー!

出演:西島秀俊、佐々木蔵之介、本田翼、小倉久寛、髙嶋政宏、玉木宏、戸次重幸、市原隼人、堂珍嘉邦
片桐仁、和田正人、石田法嗣、平埜生成、土村芳、深川麻衣、山内圭哉
中井貴一、村上淳、吉田栄作、工藤俊作、金井勇太、中村育二、益岡徹、斉藤由貴、藤竜也、佐藤浩市

原作:かわぐちかいじ「空母いぶき」(小学館「ビッグコミック」連載中・協力:惠谷治)
監督:若松節朗
配給:キノフィルムズ

公式 HP:https://kuboibuki.jp/

©かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ