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企画展「英姿颯爽 ―根津美術館の武器・武具―」
2月14日 @ 10:00 - 3月29日 @ 17:00

根津美術館では、企画展「英姿颯爽 ―根津美術館の武器・武具―」を2026年2月14日(土)~3月29日(日)の期間、開催します。
根津美術館のコレクションの中で、武器と武具はちょっと特殊な存在です。根津美術館コレクションの礎を築いた実業家・初代根津嘉一郎(1860-1940)は、「刀はわからない」と公言しており、積極的に蒐集はしていないからです。しかし、明治42年(1909)に、実業家・光村利藻〈号・龍獅堂(りゅうしどう)/1877~1955〉による3000点に及ぶ武器・武具コレクションを一括購入しました。嘉一郎が同じコレクターとして光村を評価し、優れた作品群の海外流出を危惧したための行動でした。この英断は、大規模な散逸を防ぎ、光村コレクションの体系的な蒐集の特性を守ることになりました。当時からは半減したものの、当館の武器・武具は現在もほぼこのコレクションで形成され、未だ往時の内容をよく伝えています。
近年調査が進み、その特色がさらに明らかになってきました。例えば、収蔵量でもっともボリュームのある刀装具は、武士だけでなく富裕層まで注文主の広がりがみられること、自由で洒脱な「町彫り」の作例を豊富に含んでいることが挙げられます。他にも古刀の名品や、珍しく嘉一郎自らが購入した作品で近年重要文化財となった甲(よろい)まで、幅広く、質の高い根津美術館の武器・武具コレクションは、知る人ぞ知る充実した内容を誇ります。
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