日本を拠点に、日本美学の根底にある「無常」の世界を、世界や未来に伝えるために創作活動を続ける加納節雄による個展「無常MUJO」を2025年9月25日(木)から9月28日(日)の会期で、La Collezione unoにて開催します。

加納節雄は、日本を拠点に日本美学の根底にある「無常」の世界を、世界や未来に伝えるために創作活動を開始。江戸絵画の世界的蒐集家として本物を見極める観察眼と美意識、美学を併せ持ち、画業歴6 年にして1300 点を超える作品を生み出す多作家でもある。

襖サイズの和紙キャンバスに水性インクのみを使い、下書きなしに描かれる作品は、既存の画法にとらわれず、ジャンルに限定されることなく、常に新しい表現方法にチャレンジしながら、短い制作期間で日々生み出されている。本展では、多数の作品の中から、「MUJO シリーズ」「浮世絵シリーズ」「PINK シリーズ」など、未発表作・最新作を中心とした展示に加え、これまで語られることのなかった「無常」の思想を、初めて一つの物語としても紹介する。