
松井冬子「懼怖(おそれ)の時代」展
3月14日 @ 11:00 - 4月3日 @ 18:30
2025年、画家・松井冬子が新たに始動します。
痛み、恐怖、狂気、ナルシシズム、性、生と死などをテーマに、挑発的とも言える作品を制作し、アートの世界に衝撃を与えてきた松井冬子。その活動は多くのメディアで紹介され、国内外で注目を集めました。2011年には横浜市美術館で「松井冬子展 世界中の子と友達になれる」を開催し、106点に及ぶ作品が出品され、それまでの画業の全貌を俯瞰する個展となりました。
2014年には、新宿瑠璃光院白蓮華堂障壁画を制作するため、表舞台から姿を消し、十年の歳月を費やして、代表作となる四十八枚の障壁画《生々流転》を描きました。その間、松井冬子は人生の様々な分岐点を迎えながら、画家としての新たなステージに立つ準備を進めてきました。
そして、新たな境地に立つ松井冬子の舞台となる個展が、銀座・ナカジマアートで12年ぶりに開催されます。今展では、新たなステージ「懼怖(おそれ)の時代」を迎えた松井冬子の新作を発表するとともに、ブリタニカ百科事典で紹介された地獄の十景《終極にある異体の散在》(2007年)も特別展示いたします。本作は、14年ぶりの一般公開となります。
会期
2025年3月14日(金)~ 4月3日(木) 11:00~18:30
※休廊日:3月20日(木・祝)・30日(日)
会場
ナカジマアート
東京都中央区銀座5-5-9 アベビル3階
https://www.nakajima-art.com/
入場
無料
出品数
約10点