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東京理科大学 創設者シリーズ第2弾 企画展「富士山観測」~日本気象学の礎を築いた中村精男と和田雄治~
2024年9月26日 @ 12:00 - 2024年12月14日 @ 16:00

東京理科大学は、創立150周年(2031年)に向けた本学の歴史を振り返る企画として、21人の創設者たちの功績を辿る連続企画を開催しています。昨年開催した初代東京物理学校校長の寺尾壽没後百年を記念した企画展につづき、今年はシリーズ第2弾として、中央気象台(現在の気象庁)で日本の気象事業の発展に貢献した中村精男と和田雄治に焦点を当てます。
中村は、第3代中央気象台長を28年間務め、同時期に、本学の前身である東京物理学校の第2代校長を34年間務めました。和田は、中央気象台では台長に次ぐ職位に就き中村台長を支え、ともに気象事業の推進に尽力しました。
本企画では、彼らが1880年にお雇い外国人のメンデンホールらとともに行った日本初の本格的な富士山での重力測定実験を紹介し、未知の分野であった高山観測や気象観測を切り拓いた歴史を紐解きます。また、富士山で初の冬季レスキューと言われる、野中到(至)・千代子を救助した和田の功績についても紹介します。
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