俳優・金子大地、自身初写真集の出来栄えは「100点満点」
現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では源頼家役を務め、ドラマ『魔法のリノベ』にも久保寺彰役で出演中、さらなる注目を集めている俳優・金子大地が、自身初の写真集を発売。その写真集の発売を記念したイベントが、8月20日(土)に開催されました。
会見に登場した金子は、初の写真集をリリースしての気持ちを訊かれ、「照れくささもありつつ、今の自分がとても詰まった写真集になったのではないかなと思います」と答えた。また、具体的に“今の自分”とは、どのような自分が詰まっていると思うかを尋ねられると、「東京という場所には、どこか慣れないところがあって、未だに会見でも緊張してしまいます。写真集を撮るときも、撮られているというのが、どこか自分にとって、ちょっと照れくさい感覚がありました。ですが、そのような感覚も含めて自分らしくて、(山田)智和さんとだから、良い距離感で徐々にリラックスして撮影できたので、そういうところが“今の自分”かなと思います」と明かした。
東京でリラックスする時間については、「好きな友達と過ごしている時や、家でボーっと寝ながらテレビを見ている時など、脳を全く使わない状況が自分にとってリラックスの時間」と答え、反対に緊張してしまう時については、「人前に立つのが、未だに慣れない。浮いてるんじゃないかと思うくらい(今も)フワフワしている。そろそろ慣れたいなと思いながらやっている」と、笑いを誘った。
今作品のカメラマンを担当した山田智和氏との撮影について尋ねられると、「自分の故郷である北海道で智和さんと撮影できて、とても楽しかったです。チーム感が強くあって、自由度が高い撮影が出来たのではないかなと思います。車で移動しながら撮影したのですが、移動中に良い景色があったら、『じゃあそこで止まって撮ろう!』という感じで、その瞬間瞬間で起こることを大切にしながら撮った写真だなと思いました」と振り返った。
お気に入りのカットには、羅臼の海で撮影したカットをあげ「まず、景色がすごい綺麗なのと、故郷だからとても良いとかではなくて、北海道にはエネルギーがあるなと思っていて、そのエネルギーが映し出された1枚になっているのではないかなと思います」と、写真への愛を語ってくれた。
写真集に点数をつけるならと尋ねられると、「100点満点」と回答。「大満足というか、照れくさいですけど、今の自分をよく撮ってもらえたのではないかなと思います」と、自ら太鼓判を押した。また、写真集にキャッチコピーをつけるとしたら何かと訊かれると、『拝啓、北海道さま、いつもありがとう』と頭を悩ませながらも答えた。
現在、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)に出演中だが、出演後の反響について「僕というよりかは『今の大河おもしろい』というのをすごく聞いて、それがとても嬉しいです。『この後どうなるの?』とか聞かれると、楽しんでもらえているなと感じます」と笑みを浮かべた。また、撮影現場については途中参加とあって、「最初は緊張しました。“自分が上座?”みたいな感覚はありましたね。大御所の豪華な俳優さんの前でお芝居をするのはすごく緊張したけど、小栗さん始めとするスタッフさんやキャストの皆さんが、温かく迎えて下さったので、本当にリラックスして、集中して演じられたかなと思います」と振り返った。印象的な出来事については、「誰よりも派手な衣装を着ていることが、違和感がありました。(カメラが回る前までは)『すみません!』とペコペコしていたのに、『よーい、スタート』ってなると“お主!”みたいな感じでやらないといけないから、いつもなんか違和感がありました。本番は出来たのではないかなと思います」と語った。
ドラマの撮影現場などで、共演者に写真集を見せたかを尋ねられると、「まだ見せてないですね。恥ずかしいというか、『自分の写真集をみてよ!』ってなかなか言いづらいです。でも、地元の友達が買ってくれたみたいで、写真が送られてきて、すごい嬉しかったです。『良いじゃん』みたいな感想をもらいました」とはにかんだ。
今後については、「変わらず、1個1個(の作品に)真摯に取り組んでいきたいです。あと、いつかは北海道を題材とした作品(に出演が)が出来たらいいなと思います」と意気込んだ。
商品情報
金子大地写真集DAICHI KANEKO
発売日:2022年8月8日(月)<好評発売中>
定価:3,520円
撮影:山田智和
発売:東京ニュース通信社
Amazon:https://amzn.to/3VzLOkS