シェイクスピア×中村芝翫 第2弾『夏の夜の夢』メインキャスト決定!
2022年9月6日(火)〜9月28日(水)日生劇場にて上演する舞台『夏の夜の夢』のメインキャスト・公演日程が発表されました。
『夏の夜の夢』は、ヨーロッパで黒死病が大流行し、劇場も閉鎖に追い込まれた時期に書かれました。舞台の幕が再び開いた際、シェイクスピアが鬱屈としたロンドン市民を楽しませようと作った作品です。
舞台は日本。森の妖精の王オーベロンと王妃ティターニアの喧嘩、それに巻き込まれる若い男女の恋模様、職人たちによる劇中劇……。森という非日常の空間で思わずこぼれる本音と、てんやわんやのやりとりの連続は必見です。また、運命に翻弄されつつも純粋に愛を求める瑞々しい若者たちの姿にパワーをもらえる、エネルギッシュな“愛の喜劇”をお届けします。
2018年9月に、新橋演舞場で上演し好評を博した『オセロー』のキャスト・スタッフが再集結し、日生劇場で新たなシェイクスピア戯曲に挑む。演出は蜷川幸雄の助手を長年勤めた井上尊晶、翻訳は日本を代表するシェイクスピア研究家である河合祥一郎、そして作品を鮮やかに彩る音楽には松任谷正隆という、魅力的な布陣が手掛ける舞台にぜひご注目ください。
主演は、舞台のみならず映画・ドラマなど幅広く活躍する歌舞伎俳優・中村芝翫。妖精の王オーベロンと公爵テーセウスの2役に挑みます。出演は、オーベロンの妻ティターニアに数々の演劇・映像作品で幅広い役柄を演じ分けてきた南果歩、職人のニック・ボトムには印象に残る芝居で観るものを惹きつける宇梶剛士。青年ライサンダーにSixTONESのメンバーとしてバラエティでも人気を博し、ジャニーズ公演以外の舞台に初出演となる髙地優吾、ライサンダーの恋人ハーミアに乃木坂46を卒業後、女優として活躍の場を広げ続ける生駒里奈、ハーミアに恋するディミートリアスに2.5次元ミュージカルやファミリー向け番組で様々な世代の支持を得る元木聖也、ディミートリアスに片想いするヘレナに実力派女優として注目を浴びる堺小春。さらに、中村松江、林佑樹、プリティ太田、鳥山昌克、大堀こういち、原康義と、個性豊かな面々が揃いました。また、オーディションで選ばれた加藤岳、野林万稔がパック役をWキャストで演じます。
年頃の娘ハーミア(生駒里奈)は青年ライサンダー(髙地優吾)と恋仲。だが、彼女の父はディミートリアス(元木聖也)という男に娘をやりたいと思っていた。ある日公爵テーセウス(中村芝翫)から、父の命に従わないのであれば、死刑か生涯修道院で過ごすことになると言い渡されたハーミアは、ライサンダーと駆け落ちすることにする。ハーミアに恋するディミートリアスは森へと向かい、彼に片思いするヘレナ(堺小春)もその後を追う。
一方森では、妖精の王オーベロン(中村芝翫)と女王ティターニア(南果歩)がお気に入りの小姓をめぐって仲違いをしていた。機嫌を損ねたオーベロンは妖精に、目覚めて最初に目にしたものに恋してしまう「恋の三色すみれ」の花の汁を取りに行かせ、それを塗られたティターニアは職人のニック・ボトム(宇梶剛士)に惚れ込んでしまう。
妻にいたずらをする傍ら、オーベロンはディミートリアスとヘレナを見かけ、無碍にされるヘレナを哀れに思い、花の汁を使うようパックに命じる。しかしパックはディミートリアスではなくライサンダーの目に花の汁を塗ってしまい、目覚めたライサンダーはヘレナに愛を誓い始める。パックの間違いに気付いたオーベロンがディミートリアスに花の汁を塗ったため、二人がヘレナを取り合って大混乱に……一体どうなる!?
『夏の夜の夢』
[作]
W.シェイクスピア
[訳]
河合祥一郎
[演出]
井上尊晶
[音楽]
松任谷正隆
[出演]
オーベロン/テーセウス:中村芝翫
ティターニア/ヒポリュテ:南 果歩
ライサンダー:髙地優吾(SixTONES)
ハーミア:生駒里奈
ディミートリアス:元木聖也
ヘレナ:堺 小春
イジーアス:中村松江
パック:加藤 岳/野林万稔(Wキャスト)
フランシス・フルート:林 佑樹
ロビン・スターヴリング:プリティ太田
スナッグ:鳥山昌克
トム・スナウト:大堀こういち
ピーター・クインス:原 康義
ニック・ボトム:宇梶剛士
[日程]
2022年9月6日(火)〜9月28日(水)
[会場]
日生劇場
[チケット料金](全席指定・税込)
S席:13,000円
A席:7,000円
チケット前売開始
2022年7月24日(日) 10:00~
チケット情報
チケットホン松竹・チケットWeb松竹
ぴあ・イープラス・ローソン・CNプレイガイド
[主催]
松竹株式会社
[URL]
公式サイト:https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/natsunoyonoyume_2209/