映画『NO CALL NO LIFE』完成披露試写会を実施!
ホリプロ60周年を記念して制作された映画『NO CALL NO LIFE』(3月5日全国公開)の完成披露上映会が3月1日、東京の池袋HUMAXシネマズで行われ、W主演の優希美⻘、井上祐貴、共演の山田愛奈、駒木根葵汰、そして井樫彩監督が登壇した。
映画『NO CALL NO LIFE』は、作家・壁井ユカコによる同名小説を実写映画化。高校3年生の夏、携帯電話に残された過去からの留守電メッセージに導かれ、佐倉有海(優希)は学校一の問題児・春川(井上)と出会い、そして恋に落ちる…。
年代の近い俳優陣との共演に優希は「みんな同年代なのでいい意味で変に気を遣わず、楽しかったです。スケジュールはタイトでしたが、辛いと思わないくらい毎日が楽しい撮影でした」と充実した表情。井上の印象については「とにかく礼儀正しくて、真面目な好⻘年というイメージ通りの方でした」と明かした。
その井上は「疑問点もディスカッションしやすい環境だったし、現役高校生との撮影も楽しかったですね。自分の学生時代を思い出しながら…若いなという気持ちで嬉しかったです」と撮影を回想。優希については「物静かなイメージだったけれど、実際は明るいムードメーカーな印象でした。ハードなスケジュールだったけれど、優希さんが常に明るく中心にいてくれました」と感謝していた。
そんなWユウキに井樫監督は「二人とはこの映画を一緒に作り上げてきた感覚があって、伝えたいことは伝え合う、クリエイティブな現場でした。役を演じることは本人たちの人生にも関わってくるので『自分だったらどう思う?』と聞きながら、大切に作り上げていった感覚」と手応えを得ていた。
優希との共演に山田は「歳も近くて、プリクラを一緒に撮ったりして楽しかった。カメラが回っていないところでもお話をしていたので、お芝居もやりやすかったです」とニッコリ。すると唯一先輩役の駒木根は「キラキラしていていいいな〜」と優希と山田の仲を羨ましがり「僕も井上さんとプリクラを撮りたかった。今度プリクラを撮りましょう!」と井上にラブコール。それに井上は「ぜひ!」と嬉しそうだった。
実年齢では井上の方が年上だが、劇中では駒木根の後輩という設定。井上は駒木根について「共演もお話するのも初めましてだったけれど、話は弾みました。一緒に演じてみると…(駒木根は)先輩でした。なので胸をお借りするような感じで!」とジョーク。それに駒木根が「撮影時は心の中で『井上!』と言いそうになりました」と冗談めかすと、井上は「え?呼んでほしい!」と返し、駒木根は「いやいや!撮影が終わったら普段通り後輩に戻りますよ!」とビックリさせていた。
映画のタイトル『NO CALL NO LIFE』に引っ掛け「NO ●● NO LIFE」を披露。自分にとって「なくてはならないもの」をそれぞれ発表。『NO LIP』という優希は「リップです!リップを家に忘れたときは、下着を身に着け忘れたくらい不安になる。ないとソワソワして落ち着かなくなります。常にお気に入りを常備しています」と発表。井上は「NO 明太子」といい「現場に明太子おにぎりがあったらすぐに取ります。冷蔵庫にも冷凍庫にもストックがあるのぐらいです」と明太子愛を告白。
山田は「NO Sweets」といい「甘いものが大好きなんです!控えたいと思うけれど…つい食べちゃいます!」と返答。駒木根は一転真面目に「NO PEOPLE」と発表し「人がいないと僕もみんなも生まれていないですし、人がいないと人生は成り立ちません」と熱弁。「サウナ」という井樫監督は「生きていて唯一、無になれる瞬間です」とサウナーであることを口にしていた。
最後に主演の優希は「沢山考えさせられる映画で、皆さんのお力になれたら嬉しいです。一度恋愛したことがある人もそうでない人も共感が詰まっている作品です。色々な見方ができる作品なので最後まで楽しんでほしいです!」と答えた。同じく主演の井上は「こういう時期だからこそ、感じられるものがあります。大切な人に会えない今、会える素晴らしさを感じられる映画です。共感してもらえるところが沢山あるので、それぞれの目線で楽しでほしいです」と観客に語りかけた。
運命と呼ぶには静かすぎる出会いで、愛と呼ぶには幼すぎる2人だった。
高校3年生の夏、携帯電話に残された過去からの留守メッセージに導かれ、佐倉有海は学校一の問題児・春川と出会い、恋に落ちた。怖いものなんて何もなかった。明日、地球に隕石が衝突して世界中の人類が滅んで2人きりになったって、困ることは何もないような気がした。無敵になった気分だった。それはあまりにも拙く刹那的で欠陥だらけの恋だった。そして、時を越えた留守電の真相が明かされるとき、有海の衝撃の過去が浮かび上がるのだった。
映画『NO CALL NO LIFE』
2021年3月5日(金)テアトル新宿ほか全国公開
[出演]
優希美青 井上祐貴
犬飼貴丈 小西桜子 山田愛奈 駒木根葵汰
篠原 篤 熊木陸斗 大水洋介 和田聰宏 諏訪太朗 木下ほうか
永岡 佑 桜井ユキ
[監督・脚本]
井樫 彩
[原作]
壁井ユカコ『NO CALL NO LIFE』(角川文庫刊)
[主題歌]
とけた電球「ふたりがいい」
[製作]
堀義貴/藤田浩幸/川村英己/多湖慎一/河原達/渡辺勝也/斉藤晃/黒石和宏
[エグゼクティブ・プロデューサー]
津嶋敬介
[企画・プロデュース]
佐藤慎太朗
[プロデューサー]
楠 智晴
[音楽]
松本淳一
[撮影]
早坂 伸(J.S.C.)
[照明]
田島 慎
[録音]
西條博介
[美術監督]
山下修侍
[編集]
宮島竜治(J.S.E.)
[音響効果]
廣中桃李
[衣裳]
藤山晃子
[ヘアメイク]
反町雄一
[助監督]
田口 桂
[制作担当]
高瀬博行
[宣伝プロデューサー]
篠 友子
[企画・制作]
ホリプロ
[宣伝]
MUSA
[配給]
アークエンタテインメント
[製作]
「NO CALL NO LIFE」製作委員会
(ホリプロ/電通/アークエンタテインメント/メ〜テレ/ハーキュリーズ/トーハン/東放学園/ノスプロダクター)
2021年/日本/カラー/アメリカンビスタ/DCP5.1ch/PG-12
[URL]
公式サイト:http://nocallnolife.jp/
公式Twitter:@ncnl_movie
公式Instagram:no_call_no_life_movie
#NCNL #映画NCNL
©2021 映画「NO CALL NO LIFE」製作委員会