ロンシャン2020年秋冬ランウェイショー

(Photo by JP Yim/Getty Images for Longchamp)

ロンシャンは、 クリエイティブ・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌにとって4度目となるニューヨーク・ファッションウィークにて、 ロンシャン2020年秋冬コレクションを発表しました。ソフィは、 新しいものや次にくるものを絶えず求めて前進し続けるパリジェンヌの姿にインスピレーションを得て、 固定観念にとらわれず様々な顔を併せ持ちながら自身の人生を主役として生きる女性像を、 全40ルックに描き出しました。

インスピレーション
ソフィにとって、 コレクション製作の出発点は70年代でした。 70年代とは、 自由な精神を象徴した時代であり、 カトリーヌ・ドヌーヴ、 ロミー・シュナイダー、 ステファーヌ・オードランをはじめとする、 時代の寵児となった女性たちの手により、 自己表現が社会に浸透した時代でもありました。 彼女たちが持つ個性的なスタイルは、 他のすべての人とは一線を画す独特な視点の表れであり、 本コレクションにはそんなパリジェンヌの本質がはっきりと反映されています。 パリジェンヌとは、 個人主義と表現の自由という自分らしさを纏い、 エフォートレスでシック、 シネマチック、 そして常に自身の人生を主役として生きる女性なのです。

プレタポルテ
アンサンブルは、 いずれも単独で独特のムードを吹き込むことができ、 また豊かな色合いと質感で見事なコーディネートを叶えることも可能です。 シアリングウールの襟が印象的なボンバージャケットは、 ミディ丈スカートまたはライトウールに施された刺繍が特徴的な黒のシアードレスを上から包み込みます。 レザーのバミューダショーツには、 模様をあしらったセーター、 プリントがにぎやかなブラウス、 またはケープを合わせました。 しなやかに揺れるロングドレスには、 車のパーツを元にした目を奪う幾何学模様の“メカノ”プリントを施しました。 すね丈コートは、 上半身にしっかりとフィットしながら徐々に広がり、 美しいシルエットをつくり出します。

カラーパレット
レザーのコニャック、 スエードのテラコッタ、 そしてパテントレザーのレッドは、 巧みに繋ぎ合わされて落ち着きを保ちながらも、 エネルギーとバイタリティを伝えています。 またこのカラーパレットは、 ヨゼフ・アルバースのカラフルな作品と、 ジョン・チェンバレンの解体された自動車で作られた彫刻の鮮明な色調を彷彿とさせます。 そしてレースカーを連想させるスピードとダイナミズムは、 本コレクションのカラーパレットやプリントだけでなく、 シルエットのボリュームや構造のなかにもはっきりと捉えることができます。

スタイリング
本コレクションの大胆なムードを和らげているのは、 しなやかさと女性らしさを吹き込むベルトと、 70年代を想起させる柔らかく心地良い雰囲気を纏ったニットです。 また、 シルエットをさらに洗練させコントラストを加えるのは、 グリーン、 イエロー、 シルバーなどの明るいカラーで彩ったニーハイブーツです。 つま先革にボールとチェーンがついたディテールが特徴で、 本コレクションのラインナップにエネルギーを注ぎこんでいます。

バッグコレクション
今シーズンは、 再解釈が加えられたロンシャンのアイコニックなバッグコレクションがアクセントをもたらします。 「Le Pliage(R)(ル プリアージュ(R))」は、 ナノからオーバーサイズまで様々なサイズ展開で注目を集める一方、 シグネチャーの“バンブー”トグルが特徴的な「Roseau(ロゾ)」には、 これまでにないアーキテクチュラルなシルエットが与えられました。 またソフィは、 ロンシャンウーマンが若かりし時代に手にしたタイムレスなヘリテージスタイルであり、 ブランド初の“it”バッグである「Longchamp 1980」を復活させました。 クロコダイルレザーやパイソンに似せてつくられたエンボス加工のカーフスキンから、 “メカノ”プリントをつくり出すコントラストレザーのコンビネーションまで、 すべてのアイテムに個性とスタイルが詰め込まれています。

来場セレブリティ
ケンダル・ジェンナー、 のん、 アシュレイ・ベンソン、 ストーム・レイド、 ライラ・モス、 モリー・ゴードン、 アレクサンドラ・シップ、 レイナ・ブルーム、 アンジェラ・サラフィアン、 ココ・ロシャ、 ルナ・ブレイズ、 ベイリー・マディソン、 レオミー・アンダーソン、 ガブリエル・カウネシル、 ミア・モレッティ、 ラーセン・トンプソン、 クリッセル・リム、 ブリタニー・ザビエルの他、 ゲストにルカ・サバト、 トミー・ドーフマン、 テッザ、 メアリー・リースト、 パム・アリエなど
*いずれもロンシャン着用

 

ロンシャン(ロンシャン・ジャパン)

Tokyo Now Author