世界中が熱い視線を注ぐ天才フラメンコ・ダンサー イスラエル・ガルバン『LA EDAD DE ORO-黄金時代』

(c)DablinDanceFestival

「フラメンコ界のニジンスキー」と評されるダンサーのイスラエル・ガルバン。
伝統的なフラメンコにそのルーツを持ち、 天才的なテクニックを武器に、 革新的で独創的なダンスを次々と生み出すその活躍ぶりには、 今やフラメンコ界だけでなく、 世界中の現代ダンス界、 アート界が熱い眼差しを注ぐ、 いま最も注目を集める旬のダンサー・振付家です。

フラメンコ舞踊家の両親の元に生まれ、 初めてデュオを踊ったのは妊娠7ヶ月の母のお腹の中にいた時、 と語るほど生まれながらに踊ることを運命づけられていたかのようなガルバン。 実はスペインの1部リーグのベティス(乾貴士が移籍したサッカーチーム)のオーディションを受けるほどの高い身体能力を兼ね備えています。

今回上演する『黄金時代』は2005年の初演以来13年に渡って世界中で上演され続けてきたガルバンの傑作中の傑作。 歌、 ギター、 ダンスというフラメンコで最もシンプルなスタイルを採りつつも、 ガルバン独自の独創性に満ちた、 フラメンコの新しい地平を切り拓いた作品です。

主要な劇場・フェスティバルの常連として、 フラメンコという枠組みを軽やかに飛び越えるガルバン。 この秋必見の舞台、 どうぞお見逃しなく。

 

●上演作品

演目:『黄金時代』
演出・振付:イスラエル・ガルバン
出演:イスラエル・ガルバン、ダビ・ラゴス(カンテ)、アルフレド・ラゴス(ギター)
製作:A NEGRO PRODUCCIONES S.L.
世界初演:2005年2月26日 第9回ヘレス・フェスティバル(スペイン)

 

●公演情報

日時:2018年10月27日(土)、 28日(日)15:00開演 (全2公演)
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
前売料金(税込・全席指定):

  • 一般 S席6,000円 A席4,000円
  • U-25 S席3,000円 A席2,000円 *公演時25歳以下対象。 入場時要身分証提示。
  • メンバーズ一般 S席5,400円 A席3,600円
    ※当日券は各席種ともに+500円

公演詳細ページ  http://www.saf.or.jp/stages/detail/5430

 

●チケット取扱い・お問合せ

主催・企画・制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
助成:スペイン大使館 Embajada de España、文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会
協賛:イベリア航空
後援:インスティトゥト・セルバンテス東京、 一般社団法人日本フラメンコ協会
フェスティバル/トーキョー18連携プログラム

 

●関連企画  (好評受付中!)

イスラエル・ガルバンによる
ダンス未経験者・初心者のためのフラメンコ・ワークショップ

  • 日時:10月29日(月)16 :00~17 :30
  • 会場:彩の国さいたま芸術劇場
  • 対象:『黄金時代』のチケット購入者(16歳以上、 スキル・ジャンル・経験不問)
  • 参加費:3,000円 ※要事前申込み
  • 申込み受付:先着順(9月3日(月)10:00開始~9月25日(火)必着)
    申込み詳細 →  http://saf.or.jp/arthall/information/detail/779

 

●プロフィール

イスラエル・ガルバン Israel Galván
1973年セビリア生まれ、 フラメンコダンサー ホセ・ガルバンとエウヘニア・デ・ロス・レジェスを両親に持つ。 父に伴われ通ったタブラオ(フラメンコショーを行うバーやレストラン)の中で育ちながら、 1990年より本格的にフラメンコダンサーとして活動する。
1994年にマリオ・マヤ率いるアンダルシア舞踊団に入団。 at圧倒的なテクニックで数々のコンクールで賞を総なめにし大活躍。 以後、 世界中から注目を集めるキャリアの始まりとなる。 これまでのプロジェクトでは、 フラメンコ音楽の革新者エンリケ・モレンテやマヌエル・ソレールをはじめ、 ロック・ミュージシャンのパット・メセニーなど、 多くのミュージシャンとのコラボレーションも展開。

1998年処女作『¡Mira! / Los Zapatos Rojos(赤い靴)』を25歳で発表。 童話『赤い靴』にインスパイアされたこの作品は、 ダンスシューズを脱ぐことができず踊り続ける、 という正にイスラエル自身の物語と言えるが、 そのあまりに独創的な作風にフラメンコ界に激しい賛否両論を巻き起こす一方、 「天才的な作品」「フラメンコの概念を大きく覆す革命」などと批評家から絶賛を浴びた。
その後も「フラメンコ界の異端児」として、 フランツ・カフカの『変身』をモチーフとした『ラ・メタモルフォシス』(2000)、 闘牛の世界がテーマの『アレナ(砂)』(2004)、 『黄金時代』(2005)、 『ソロ』(2007)、 聖書の「黙示録」を題材とした『El Final De Este Estado De Cosas』(2007)、 フラメンコでボクシングを模した『イスラエルvs Los3000』(2010)、 英国の振付家・ダンサーのアクラム・カーンとの共作『TOROBAKA』『FLA. CO. MEN.』(2014)など、 これまでのフラメンコの常識を打ち破る作品を精力的に発表。 最新作は『La Fiesta』(2017)で、 世界で最も古く最も有名なアヴィニヨン演劇祭のメイン会場でも上演された。

「フラメンコ界のニジンスキー」とも評される独自の創作活動は、 従来のフラメンコの観客からはもちろん、 伝統的なフラメンコの世界で活動する両親からも当初は理解を得られなかった。 しかし、 その活動は徐々に認められるようになり、 2005年ナショナル・ダンス賞(創作部門)を受賞。 スペイン政府からもフラメンコのルーツを失わず、 新しい芸術作品を生み出した創造性を高く評価されるようになる。 2012年には最優秀プロダクション部門でベッシー賞(NY)を受賞、 同年発表のナチスによる虐殺を描いた『ロ・レアル』では、 スペイン舞台芸術の権威あるプレミオス・マックス・デ・テアトロ賞で最優秀ダンス作品賞、 最優秀振付賞、 最優秀ダンサー賞の3冠を制す。 2016年1月に発表された第16回英国ナショナル・ダンス・アワードでは、 同作品で「傑出した男性モダンダンサー」にノミネートされ、 特別賞(Special Award for Exceptional Artistry)を受賞。 今や、 フラメンコ界を超えて、 現代のアーティストとしてその名を轟かせている。 パリ市立劇場およびバルセロナのメルカド・デ・ラス・フロレス劇場アソシエイト・アーティスト。

(c)Felix Vasquez

Tokyo Now Author